92話 ページ2
真昼とあの約束をして自然と口角が上がる
それを見ていたらしく、隣のシノが呟いた
シ「…顔ゆるっゆるだな。アホに見える」
つ「ひどいな…！誰だって友達と遊びに行く約束したら楽しみなものでしょ…」
シ「お前の場合ワクワクしすぎ」
つ「う…っ」
シノの言葉の暴力に少なからずショックを受けた
仕方ないじゃないか、嬉しかったんだから
そんな話をしていると、真昼が不思議そうな顔をして口を開いた
真「…つぼみとシノって…なんかあったのか？」
つ「…え？」
真「いや…なんか前と比べて仲良くなったというか、元から仲悪かった訳じゃないけど雰囲気柔らかくなったというか？」
心当たりがないわけじゃない。多分昔の記憶が戻って、シノが今まで赤の他人から兄のような存在になって緊張感がなくなったのだろう
シ「そうか？まあ、どっちでもいいけど」
つ「仲良く見えるんなら嬉しいなぁ…」
そんなことを話しているうちにドリンクバーの機械に着いた
つ「御園…？そのボタン押せばジュース出るよ」
御園「何…！？貴様この使い方わかるのか…！？さっき初めて来たと言っていたのに…」
真「流石にここじゃなくてもそれいろんなとこにあるからな」
ー
飲み物を入れ終わった後、徐に御園が口を開いた
御園「リリイと僕が戦うのはしばらく無理だ。
武器が長時間出せないし、前のような威力のある技もできない」
真「攻撃ができないってことか…灰塵が抜けちゃったから…だよな」
御園「おそらくな。無くなった力が戻るのか…もっとサーヴァンプについて知る必要があるな」
その言葉で思い出されるのは、シノの武器について
契約してからは勿論、記憶を辿ってもシノが武器を持って戦ったところなど見たことがない
何か理由があるのか…戦いが嫌いだっていうし。私を守るためってだけじゃないと思うし…
もしそれだけのためだとしたらむしろ武器は使うんじゃないか
真「つぼみ？」
つ「！、あ、どうしたの？」
真「いや、そろそろ部屋行くぞって言おうとしただけ。大丈夫か？ぼーっとしてるし」
つ「大丈夫。ちょっと考え事だよ」
疑問を抱きながら、私は真昼の後を追った
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かなと(プロフ) - なのはさん» 返信遅れて申し訳ありません…！なのはさんありがとうございます！更新楽しみにしていただけて嬉しいです…！今後ともよろしくお願いします！ (2020年8月17日 19時) (
レス) id: c38ac02145 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！ (2020年6月16日 1時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます！今これからの話を練っているところなのでもうしばらくお待ちしていただけたらと思ってます。長らく更新せずすみません… (2019年2月21日 18時) (レス) id: c38ac02145 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないのですか？ (2019年2月18日 23時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます！更新楽しみにしていただけて嬉しいです…！真昼落ちにしようかと考えています。これからもよろしくお願いします！ (2018年8月6日 14時) (レス) id: c38ac02145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなと | 作成日時：2017年9月24日 17時
