7話 二.或る爆弾 ページ9
奏「ついにこの日がやって来ましたよ皆さん!
第一回中島敦くん武装探偵社入社試験!!」
谷「楽しそうだね…奏ちゃん…ていうか1人の一つの会社の入社試験って基本的に1回しかないからね」
朝からハイテンションな奏と話すのは探偵社員、谷崎潤一郎
奏「谷崎さんは逆にテンション低いですね、なっちゃったものはどうしようもないんですから思い切ってこの状況を楽しみましょうよ犯人役!ねっ、ナオミさん!」
ナ「そうですわよ、兄様!私も奏ちゃんと一緒に人質役を楽しませてもらいますわ!」
奏が話を振ったのは、探偵社の事務員であり谷崎の妹であるセーラー服の少女、谷崎ナオミ。
谷「ナオミまで…
あ、奏ちゃん。その拳銃は置いといたほうがいいかも。仮にも人質役だし…」
奏「…んー、そうですか?大丈夫だと思ったんですけどね。じゃあデスクの中に…」
ホルダーごと拳銃を取り、引き出しの中に仕舞う
奏「それにしても楽しみですよね!!敦くんのリアクション芸!」
谷「多分本人は何も知らないから芸なんて思わないだろうけどね…」
ナ「奏ちゃん、試験参加できてよかったですわね!ほんとは今日仕事入っていたんでしたっけ?」
奏「いや、入ってたんですけどその仕事が今回の人喰い虎事件だったんです。太宰さんが解決しちゃったから終わって良かったですよ〜」
すると、奏の携帯にメッセージが届いた
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国木田さん→立花奏
今から向かう。準備を頼む。
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奏「今から来るですって!ささっ、はじめましょうか!」
ナ「優しくしてくださいね?兄様?」
谷「やっ…やめてよ、ナオミ…」
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作者名:かなと | 作成日時:2017年7月24日 22時