to you 【SEVENTEEN】 (ページ24)

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小さい頃からダンスだけしかやってこなかったから歌でこんなに褒められるとは思わなかった。

WZ「ちゃんとしたボーカルレッスンを受ければもっと伸びしろはあると思う。
今はダンスついて行くのに精一杯だとは思うけど。
A、それでいいか？？」

『あ、はい！！足引っ張らないように歌も頑張ります！！』

DK「無理はしないでね。歌は時間ある時に練習しよ」

JS「そうそう。無理に着いていこうとしなくていいから」

そう言って笑いかけてくれる。

HS「ヤーAは絶対パフォチだと思ったのに〜」

SC「今度Aにラップやらせっか」

MG「諦め悪いヒョンたちだ笑」

ふと振り返るとジョンハンさんはもう元いた場所に戻って座っていた。

多分嫌われてるよなぁ…。

ウォヌさんも。

全員にすぐ受け入れて貰うとか無理だって分かってたけど、なんか心に来るというか。

今はここで頑張ろうって思って一生懸命毎日死ぬ気で頑張ってるけど、
最初はこんなはずじゃなかったし……｡

なんて少し黒い感情が出てしまう。

それを言ったところで何もならないし、ずーっと1人で育ててくれたお母さんとの約束だから守らなきゃだし。

そんなこと気にする前にお前は練習頑張れよって話だよね。

よし、頑張ろ…。

私は休憩もそこそこに、また振り確認に入った。