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天 「お待たせしてしまい、すみません」
終演後、私は劇場スタッフさんに連れられて姉鷺さん、十さん、楽さんと一緒に九条さんの楽屋へ挨拶しに行った。
少しソワソワしながらも談笑して待っていると、シャワーを浴びて舞台化粧を落とした九条さんが白いバスローブ姿でやって来た。
濡れた髪を首からかけたタオルで拭き、いつもセットされた完璧な九条さんとは違うオフ感に不覚にもドキドキしてしまう。
姉鷺 「もう、ちゃんと髪拭きなさい！風邪ひいたらどうするの？！」
天 「すみません…」
楽 「俺たちは天の準備ができるまで待ってるから、着替えて来い」
龍之介 「先に髪の毛乾かした方がいいんじゃない？ほら、こっちにおいで」
天 「もしかして龍、ボクの髪乾かそうとしてくれてる？」
龍之介 「え？だめかな？弟には結構してあげてたんだけど…」
天 「恥ずかしいんだけど…」
そう言いながらも十さんに誘導され鏡前に座る九条さん。十さんは嬉しそうにドライヤーを手に取り、九条さんの髪の毛を乾かし始めた。
A 「十さんって本当に面倒見がいいお兄ちゃんって感じですよね」
楽 「特に天には甘いよな」
姉鷺 「そうね。でも以前なら天もあんな風にやってもらう事はなかったし、アタシとしては微笑ましい光景よ」
髪を乾かし終えると、奥にあるカーテンスペースに移動しササっと着替えた九条さんはさっぱりした顔をして出て来た。
天 「お待たせしました」
楽 「おお、お疲れ」
A 「逆に急かしてしまってすみません」
天 「ううん、今日は来てくれてありがとう。もちろん楽、龍、姉鷺さんも」
龍之介 「天が頑張ってたの知ってるから、今日見れるのを楽しみにしてたんだよ！」
楽 「あぁ、天が珍しく『見てほしい』って声をかけてくれたんだ。来ない訳なんだろ」
A 「私までお誘いいただき、ありがとうございました。うまく言葉にまとめられないんですけど…とにかく本当に素晴らしかったです！！」
天 「嬉しい、ありがとう…」
九条さんの頬が赤く見えるのは、舞台化粧を落としたノーメイク状態では隠しきれていなかった。
なんだか陸くんと似ている照れ顔に、思わず笑みが溢れる。
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べーだい＊メガネ(プロフ) - 伶良さん» 初めまして！コメントありがとうございます♪最近なんだかストーリーを落ち着いて考える時間がなく、更新が遅いですが頑張ります！！ありがとうございます(＞＜) (10月19日 22時) (
レス) id: 5d75e3e900 (このIDを非表示/違反報告)
伶良(プロフ) - 初めまして！いつも見てます！いつも面白くて癒しになってますこれからも頑張って下さい！ (10月19日 21時) (レス) @page13 id: 8d38b853fd (このIDを非表示/違反報告)
べーだい＊メガネ(プロフ) - 蓮さん» コメントありがとうございます！まさかの今通知が来たので、全く気がつきませんでした…申し訳ないです。ムビナナも大千穐楽を迎え、次は何が待っているのかワクワクですね！ (10月18日 21時) (レス) id: 5d75e3e900 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 私もムビナナ結構行っていますが何回行っても楽しいです。特にDAY2のZOOLがヤバいですよね！ (6月16日 14時) (レス) @page3 id: 3df412bb1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べーだい＊メガネ | 作成日時：2023年6月2日 23時
