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それから数ヶ月間、2.3回カリエスとAが街に出掛けることがあった。

常にカリエスの側に仕えるリトールは、2人が出掛ける時は必死に追いかけるも必ずカリエスに撒かれ、気がついたら彼らは夕方に帰って来ていたというのを繰り返していた。
しかし、カリエスの話を聞いてから2人が怪しい動きをしていても気づかないフリをし、こっそり王宮を抜け出す彼らの後ろ姿を見送るようになっていた。


これからあの2人はどうなっていくのか…。
カリエスは、確実に王子としての知名度も信頼感も獲得して来ている。
きっと本人たちが一番互いの状況を理解している。でも、自分も落ち着かない。


とにかく2人が幸せだと思う道に進んでいってほしい。
リトールと爺やは、そんな気持ちで日々を過ごしていた。




そして、カリエスが王宮に戻ってから1年半が経とうとしていた頃、国王様がAを自分の執務室に呼び出した。

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設定タグ:恋愛 , 小説 , 王子   
作品ジャンル:恋愛
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べーだい*メガネ(プロフ) - Da.Liさん» ありがとうございます(TT)本当に嬉しいです!頑張ります♪ (2022年11月7日 23時) (レス) id: 5d75e3e900 (このIDを非表示/違反報告)
Da.Li(プロフ) - 更新ありがとうございます!とても素敵な話で楽しませてもらっています!これからも楽しみにしています! (2022年11月7日 9時) (レス) @page32 id: 5f9bb70e19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:べーだい*メガネ | 作成日時:2020年10月20日 20時

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