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全ては光さんのメールから始まった。
とある日曜日、この日は午前中から夕方にかけて美和さんの雑誌の撮影を行っていた。
メイクとヘアスタイルは久しぶりに琉生さんが担当してくださり、楽しく仕事を終えることが出来た。
私はスタッフさんに元気よく別れの挨拶をしスタジオを出ると『今終わりました。これから向かいます』とだけ送信してスマホをバッグにしまった。
この後待っている味方か厄介者か分からない、ピエロのような人との約束が私の足取りを重くさせた。
光 「待ってたよ、A」
笑顔でお出迎えしてくれた光さんはいつもより楽しそうで、私の不安はさらに倍増した。
A 「お邪魔します……」
恐る恐る招かれた光さんの部屋に脚を踏み入れると、促されるがままローテーブルの前に座り、差し出されたコーヒーを一口すすった。
光 「突然メール送ったのに、嫌な顔せず返信してくれてありがとう」
A 「なんの自信があって『嫌な顔してない』って断言してるんですか？」
光 「俺から連絡するの久しぶりだったから、てっきり喜んでいるのかと思ってたよ」
A 「残念ながらそれは光さんの勘違いです！光さんから連絡来た時、今度は何に巻き込まれるのかって不安になりました」
光 「ははははっ！たしかに、今までも散々色んな事に巻き込んできたかもな。つっても、そんなにたいしもんじゃなかっただろ？」
A 「今までのは何だかんだ言っても買い物とか映画とか、あとは突然遊びに呼び出されることが多かったです…でも今回は違いますよね」
光さんはニヤリと笑うと『じゃあ早速始めようか』とノートパソコンを開き画面を確認すると、少し座りなおして私と向き合った。
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春妃(プロフ) - こんなに面白い作品は久しぶりです！気づいたら一気読みしてしまいました！更新を楽しみにしてますが無理はせずに頑張ってください(* ´ ▽ ` *)応援してます！ (2019年10月14日 6時) (
レス) id: 37086665c7 (このIDを非表示/違反報告)
かちゅ(プロフ) - とっても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2019年5月25日 13時) (レス) id: b0ebd2074b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べーだい＊メガネ | 作成日時：2019年5月16日 11時
