新しい道が開くとき【BROTHERS CONFLICT】【フォルティッシモ】 (ページ46)

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時刻は午後7時、雅臣さん、右京さん、要さん、椿さん、梓さん、琉生さん、侑介さん、絵麻さん、弥くん、そして私の10人が食卓を囲む。

弥「うわぁ！すっごく美味しそうだね(^^)」

雅臣「そうだね(^^)」

右京「光のやつ、夕飯食べるというから用意したのに(怒)」

雅臣「まぁまぁ右京、急用かもしれないし。光はいないけど始めちゃおっか(^^)
Aちゃん、朝日奈家へようこそ。これからよろしくね！」

A 「はい、お世話になります！よろしくお願いします」

雅臣「みんな、飲み物持った？…それではかんぱ～い」

雅臣さんの号令とともにグラスがカチンとぶつかる音が響いた。

目の前には唐揚げやポテトサラダなど、パーティー定番の美味しそうな料理が並んでいる。
私は少しずつお皿に盛り、ゆっくりと味わうように食べた。

右京「お口に合いますか？」

A 「はい！どれもとっても美味しいです！！」

勢いよく返事をした私を見て、朝日奈家の皆さんがにっこりと笑顔を返してくれた。

私は恥ずかしさで少しだけ頬に熱が集まったのがわかった。

10人での食事なんて経験がなく、ワクワクした気持ちで箸が進んでいく。

男性が多いだけあって料理1品ずつすごい量が盛り付けられており、これを作っている右京さんと絵麻さんを心から尊敬した。

何もかもが新鮮で驚きと戸惑いも多いが、これからの生活が楽しみになってきた。