43 ページ44
琉生 「Aちゃん、着替えなくていいの？光兄さんからお買い物したって連絡きた。その服とっても可愛いけど、家の中だと疲れちゃう」
A 「そうですね。着替えてきます！」
琉生 「うん(^^)」
私は部屋に戻り、部屋の真ん中に置いたたくさんの袋の中から部屋着用に買ってもらった服を取り出した。
先程まで着ていたものとは違い、かなりラフな感じで少しだけ心もリラックスできた。
洗面所の鏡で髪と服を軽く整えてからリビングに戻ると、待っていた琉生さんが手招きをして私を食卓の方へ呼んだ。
琉生 「さっき右京兄さんから連絡あった。今晩はAちゃんの歓迎会するって」
A 「え…私、居候なのに歓迎会って……」
琉生 「みんながやりたいと思ってるだけ。そこまで本格的じゃないみたいだから、気にしないで？」
A 「はい」
琉生 「うん。Aちゃんの髪、アレンジさせて？せっかくの会だし、髪型変えると気分転換になる(^^)」
A 「…よろしくお願いします」
食卓には鏡やコテ、アイロンなどが並んでいて、私が着替えている間に準備をしてくれていたようだった。
琉生さんは、先程とは打って変わって真剣な表情で、でもとても優しい眼差しで私の髪をとかし始めた。
髪の毛を触られるのはくすぐったかったが、琉生さんの繊細な手付きに、私は鏡越しに夢中になって観察していた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
べーだい＊メガネ(プロフ) - 蒼生さん» ありがとうございます(＞＜) (2018年1月18日 0時) (
レス) id: 65632bfa68 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - 急に失礼しました！いつも更新楽しみにしています！頑張ってください！！ (2018年1月17日 22時) (レス) id: df44cb0fbb (このIDを非表示/違反報告)
べーだい＊メガネ(プロフ) - 蒼生さん» 気づきませんでした！ありがとうございます (2018年1月17日 22時) (レス) id: 65632bfa68 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - 急にすみません！！36話の次が39話になってますよ！(内容は飛んでないと思いますが…) (2018年1月17日 21時) (レス) id: df44cb0fbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：べーだい＊メガネ | 作成日時：2017年12月18日 14時
