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あっという間に食べ終わり、リビングでおしゃべりの続きををしようということになった。
私は使ったお皿をキッチンの流しに持っていった。食器洗いだけでもお手伝いしないとと思い腕まくりをすると。
右京 「結構ですよ」
A 「え?」
右京 「手伝おうてしてくれたんですよね?ありがとうございます。でも、リビングで弥が話したくてうずうずして待っているようなので、そっちに行ってあげてください」
A 「よろしいんですか?」
右京 「はい。これから一緒に暮らすのですから仲良くなりたいと思っているんですよ、みんな」
私はお礼を言ってからリビングに向かった。
リビングには右京さん以外の7人がもうソファに座っていた。
雅臣 「Aちゃん、まだ兄弟全員知らないよね?」
私に気づいた雅臣さんがとある写真を手にとり「おいで」と手招きをした。
私は雅臣さんの横にあったスペースに腰を下ろす。
雅臣 「家族全員で写ってる写真、1番最近だとこれしかないんだけど…」
そう言って見せてくれた写真は結婚式の全員で写った写真だった。
侑介 「あー。お袋の結婚式の時のか。そーいやあれから全員が揃うことなかったかもな」
絵麻 「そうですね。みなさんそれぞれお忙しいですし……」
少しだけ表情が曇った絵麻さんだったが、すぐに笑顔で
絵麻 「私が初めてここに来た時を思い出すな…(^^)」
そう呟いた絵麻さんを兄弟全員、優しい眼差しで見つめていた。
あっ、ちょい待ち!
すっかり忘れていたのだが、絵麻さんが昴さんとお付き合いしているのはわかったのだが、他の兄弟たちとは?
今この『優しい眼差し』ってのはどーゆー意味?深い意味でもあるんですか?
色々な意味を考えてしまい1人で百面相していると
侑介 「おい、大丈夫か?」
A 「っ!あ、すみません。大丈夫です」
雅臣 「そしたら上から順番に紹介してくね」
弥 「最初はまーくん!」
私は雅臣さん、絵麻さん、侑介さん、そして弥くんに朝日奈家のことを色々教えてもらうことになった。
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べーだい*メガネ(プロフ) - 蒼生さん» ありがとうございます(><) (2018年1月18日 0時) (レス) id: 65632bfa68 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - 急に失礼しました!いつも更新楽しみにしています!頑張ってください!! (2018年1月17日 22時) (レス) id: df44cb0fbb (このIDを非表示/違反報告)
べーだい*メガネ(プロフ) - 蒼生さん» 気づきませんでした!ありがとうございます (2018年1月17日 22時) (レス) id: 65632bfa68 (このIDを非表示/違反報告)
蒼生(プロフ) - 急にすみません!!36話の次が39話になってますよ!(内容は飛んでないと思いますが…) (2018年1月17日 21時) (レス) id: df44cb0fbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:べーだい*メガネ | 作成日時:2017年12月18日 14時