バンタンの日本語講師になりました ＃２

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JH『ここ曲がったら着くからね〜』


『…はぁ、遠く感じる…』


JM『普通に歩いたらすぐ着くのにめっちゃ時間かかったもんねw』









…全然笑い事じゃない


ここから自分の家までの道のりが長いのだ

…ちゃんと帰れるかな



今、ふわふわのベッドがあったら２秒で寝れる









RM『やっと着いた…』


『あぁ、疲れた…』


JM『ユンギヒョンの部屋こっち！』


『…部屋まで送るんですか』


RM『適当に部屋放り込んでおいて！』


『……お邪魔します…』









…帰れると思ったのに


家広いな…

こんな家に住めたら毎日が楽しそう


ここに皆さん一緒に住んでるんだ…





重たいユンギさんをベッドまで連れて行き


ぐっすり眠るユンギさんの横顔を眺めた







『綺麗だなぁ…』


SG『A…』







寝言なのにビックリした


…と言うか寝言で私の名前を呼ぶなんて…


……もう帰ろう

手の届かない存在を目の前にして自分の不甲斐なさを感じた







TH『なんで…そんな顔してんの』


『…テヒョンさん』







真っ直ぐ見つめられ、

心の中を見透かされてるような気がして

作り笑いを浮かべ 誤魔化した







『…そんな変な顔してました？眠いからかな…』

TH『あのさ…』





JN『Aちゃーん』









テヒョンさんが何か言いかけた途端




別の部屋からジンさんの声がして

テヒョンさんは話すのをやめた








JN『おっと…お取り込み中？』


『…いえ』


JN『ここまで疲れたと思うからコーンポタージュでも飲んでって〜』


『…ありがとうございます』







シーンとした空気に気まづくなってしまい

ユンギさんに毛布をかけ部屋を出た





…テヒョンさんなにか言おうとしてたのに


聞かずに出てきちゃったな……









『美味しい…』


JN『良かった』







テーブル越しに肘を付いて

愛情込めたからね〜なんて笑顔で……



こういうカップル すごく理想的…







『…ご馳走様でした！』


JN「お粗末さまでしたっ！」


『そんな言葉知ってるんですね』


JN『まぁこんくらいはね？』ﾄﾞﾔｯ









『…じゃそろそろ』


JN『…ひとりで帰る気？』


『…そうですけど』


JN『ノンノン！こんな可愛い子をひとりで帰らせるわけにはいかない！』


『…』


JN『そんな覚めた顔しないで。笑 車で送ってくよ』








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