バンタンの日本語講師になりました ＃２

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JNside



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探しても探しても絆創膏が見つからない

この家は絆創膏も無いのか…？



…もうこれでいっか


手に取ったのはライアンの絆創膏




JN『粘着力弱そう…』




とりあえず手当しなきゃ…


急いでAちゃんのところへ向かう



ティッシュも必要そうだな…






JN『お待たせ！…まず血拭こうか』


『はい…』


JN『…痛い？』


『全然…って言うか自分で出来ます…』


JN『いいのいいの、やったげる』


『…ありがとうございます』







痛いの我慢してるのかな…

…耳が赤くなってる






JN『……あ、この距離感の問題？！』


『…はい？』


JN『…な、なんでもない……』







危ない危ない…


怪我の事で周りが見えてなかったけど

この距離感…意識したらヤバいかも……



なんてったって僕は

ワールドワイドハンサムだからね！！←







『血…苦手ですか？』


JN『…え？』


『耳が赤くなってる…』


JN『…あ、そ、そうなんだよ、血見たら耳が赤くなるんだよね』









えっっ

何意味の分からない嘘ついてんの？！


血を見たら赤くなる耳ってなに？！←




『すみません…なら私がやった方が…』

じゃないんだよ！



いや、気付けよどう考えても嘘だろ！

いや、気付くな嘘がバレるわ！





JN『だだ大丈夫、僕なら平気ダカラ…』









JN『…後は絆創膏貼るだけかな……』


『可愛い絆創膏持ってらっしゃるんですね』


JN『これ拾ったやつだけど…笑』


『使っていいんですか…？』


JN『いいでしょ、僕最年長だし』


『うわぁ、ズルい……笑』


JN『なら使わない？』


『…嘘です』







こういう風に喋ってくれて


もう僕にも慣れたのかなぁ なんて喜んでいたら



急に顔を隠し、

正座で今にも土下座しそうなAちゃんに気付いた








JN『ど、どうしたの？』


『傷の手当で忘れていたのですが、今スッピンと言うか恥ずかしいと言うか…』


JN『だから顔隠してるの？笑』


『はい…、それと昨日の御無礼を謝りたく…』







とうとう土下座をしてしまった



土下座と言うよりかは……まぁ土下座か


なんて言うか…こう、ハハーみたいな

家来みたいな、土下座よりは重くないやつ…



なんとなく僕も正座しちゃって



ここが畳だったらお茶体験してるの？って言われそうな感じ…


…いや、もう何言ってるのが自分でも分からないので

説明とか言う難題を押し付けないでください…←









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