～Bradcomrade～ (ページ13)

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黒幕と…黒猫…。ページ13

クロノアside
僕は、とある場所を歩いていたが…足を止めた。その理由は、目の前の人影である。
ク「やっぱり、黒幕は貴方でしたか…。赤髪のともさん…。」
僕は、はっきりとした口調でそう言った。
と「やっぱり…貴方は侮れないな…。クロノアさん…。」
ともさんは、そう言いながらも…
『カチャッ』
ク「まぁ…さすがに、それぐらいは持ってくるか…。」
次の瞬間、僕は小型の銃を突きつけられていた。
と「クロノアさん…。貴方には、ここで消えて貰います。ネタバレを…防ぎたいもので…。」
僕は、失笑した。
ク「この殺人ゲームを終わらせる手っ取り早い方法が…あるから…僕は、ここに来たんですよ？そう易々と、殺される訳がないじゃないですか？」
『カチャッ』
僕は、ポケットから拳銃を出した。
と「貴方も、やる気のようですね。なら…早く始めましょうか？」
─
─
僕らは、銃を持った状態で…背中合わせになった。
と「よく…西部劇で見たことあるやり方ですね。」
ク「こいつが一番手っ取り早いでしょう？。3歩歩いたら、振り返って撃つ方法。」
と「それでは、やりましょうか？」
ク「じゃあ…始めます。」
─1歩─
─2歩─
─3歩─
『『パァン！！』』
銃声がなり、次に『ドサッ』という音が聞こえた。
と「まさか…。クロノアさん…貴方…ワザと…はずしましたね？」
ともさんは、頬から血の筋がツーッと垂れてきた…だけだった。
倒れたのは…僕だった。
ク「やっぱり、人を撃つなんて…僕には出来ません…。」
と「貴方は強い…。しかし…その優しさが、命取りになった。」
そう言って、ともさんは…僕の心臓のある位置を銃で狙った。
と「さようなら…クロノアさん。」
『パァン！！』
そうして…僕の意識は途切れた。
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