～Bradcomrade～ (ページ1)

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導かれた者達… ページ1

ぺいんとside
なんだろう…。頭が重い。
ぺ「いてて…、ここは？」
目の前には、見慣れない景色が広がった。
深く生い茂る木々…木造の家々…。
そして、周りに倒れている日常組の皆。
ぺ「おいっ！死神っ！クロノアさん！トラゾー！」
必死に、体を揺さぶった。一人になりたくなかった。
すると…
し・ク・ト「んっ…」
全員…無事だった。
し「あれ？ぺいんとさん…？僕は、なにを？」
ク「僕たちは、どうしたんだろう？」
ト「確か…実写の撮影のために……あれ？ここは？」
日常組の他の皆も…知らない場所みたいだ。
ぺ「全員知らない場所に…なんで？」
もう一つ…引っかかることは…この風景は何故か見覚えがあることだ。
─
─
その後、話し合った末に…一先ず家まで歩こうということになった。
家の前まで来てみると、特に誰か居るという雰囲気ではなかった。
ぺ「よしっ…室内を確認してみよう。」
家の扉を押してみると、難なく扉が開いた。
し「誰か居ませんか～？」
ト「すみませんー。誰か居ませんかー？」
ク「ぺいんとー！これみて…」
クロノアさんが見つけたのは、人数分のトランシーバーだった。
ぺ「トランシーバー…？しかも…人数分？」
まるで、日常組が…この家に来ることを知っていたようだった。トラゾーが、一つ電源を入れてみた。すると、ザザザッとノイズが聞こえた。
ト「これ…、まだ使える。しかも…つい最近に、交換されたやつみたいだ。」
し「誰なんでしょうね？このトランシーバー用意した人？」
誰もが…疑問に思った。
ぺ「まぁ、使わしてもらおう。」
全員にトランシーバーを配って、自分の中の疑問を打ち明けた。
ぺ「やっぱり、この風景なんか見覚えがあるんだよ。昔何かで見た…ような気がする。」
し「何か…ですか…。確かに…どっかで…。」
ト「ぺいんとも、やっぱり…。」
ク「全員…そうなんだ」
全員…引っかかっていたみたいだ。
ぺ「この場所について、知るためにも…皆それぞれで探索した方がいいと思う。」
し「はーい。」
ク「分かった。」
ト「了解。」
そして…皆別々で探索開始した。
─
─
？？？side
??「日常組が…あの村に入りました。」
??「よしっ…。ならば…あいつを起動させろ。」
??「分かりました。」
裏では…大きな野望が動き出そうとしていた。
しかし…日常組は…そんなことは知るよしもなかった。