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三年生 ページ1

「ここが…僕の通う所…」
「君は入学生かな?」
音もなく隣に立ったのは黒い服を着た人

「はい、入学生です…」
「ならこっちだ」
入学金を渡し、手続きを終えると
音もなく人がまた隣に立ってた
さっきから心臓がバクバク音を立ててる

「部屋まで案内するよ」
深緑の服を着た人が僕の目線に合わせて笑顔になる
「お願いします…」
頭を下げると褒められた
やったぜ!

「ここが君の部屋だ」
「ありがとうございました」
頭を上げるともうその人は居なかった
流石忍者だな

引き戸を開けると
綺麗な男の子がいた
僕は引き戸を閉めて男の子に向かい合った

「はじめまして、橈カジAです…
 よろしくおねがいします」
「ぼ、僕は伊賀崎、孫兵、よよろしく」
「孫兵って呼んでもいいかな?」
「‼良いよ、Aって呼んでいい?」
僕が聞くと、彼は花が咲くように笑った
「勿論…」
彼はどんな人なんだろう?

僕達は部屋に置いてあった服に着替え
書いてあるクラスを確認する
「僕達はい組か」
「行こ…」

孫兵は僕の後ろで袖を握って歩く
「孫兵、袖じゃなくて、手を繋ご…」
少し涙目の孫兵に手を見せる
「うんっ‼」
孫兵は人見知りなのかもしれないなぁ


教室に入ると前の席以外埋まっていた
「おー、お前たち早く座れ」
「はい」
入り口で止まっていると、
案内してくれた人が後ろにいた
孫兵を窓側にして、席に着くと
先生の自己紹介が始まった

「この学園には九つの委員会がある
 入る入らないは各自の自由だ」
「委員会か」
「ふぁぁ、」

カーン、カーン、
「これが授業が終わる音だ、
 この後は自由時間、好きに過ごせ
 明日から忍たまの友を忘れないように」
みんなが返事をすると先生は教室を出た

先生が教室を出るとみんなが話し始め騒がしくなる
「Aはこの後どうするの?」
「学園探検かな…」
「僕も着いて行っていい?」
「良いよ」
僕達は最初に教室を出た

三年生→



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黒糖さんでーす - 面白かったでーす更新頑張って下さい。続きが気になります (2023年3月1日 9時) (レス) @page14 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し | 作成日時:2020年11月15日 17時

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