許されるならダラダラしたい (ページ23)

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二十一度ページ23

「俺は四人の中で
　暴走した時に一番手がつけられないだけ
　こいつらをメンバーとは思うけど仲間とは
　思ったことない」
ウラタさんが言った言葉を噛み砕いてみるが
．

．

．
　
…ちょーっと意味がわからないかなぁ
　
「それはアイツらも一緒､
　人だってそうだろ？
　同じ意見の人を仲間とか言ってんじゃん」
「へぇー」
「ちょっと､ちゃんと聞けよ」
涙目で頬を膨らませるウラタさん

「お前､何回浦田泣かすねん、」
紫の悪魔がこっちを睨んでくるが、どこに
泣く要素があったのか、わからないため
私はため息をついた

「とにかく‼俺はAを服従させん‼」
「自分がする為に？」
黄色悪魔はとにかくいらない事を言う
坂田は黄色悪魔に拳骨をおとした

「いったぁぁ、何すんねん！」
「ふん、センラが悪いねん」
「おいおい、ケンカすんなよ」
紫の悪魔がそう言うと坂田はこちらに近づき
私を抱き上げた

「もう何も用事ないやろ、帰ってええよ」
「俺は帰るわ、そいつ見てるとイライラする」
紫の悪魔は私を見て睨み、その場から消えた

「僕も帰りますわ、お腹空いたし」
黄色悪魔は私を見て笑う
「後、次からはセンラって呼んでな？」
そう言うと霧のように消える

「ね、坂田
　俺さA見に来るから」
「えー」
「またね」
ウラタさんは私の頭を撫でると瞬きをしたら消えていた

「もう寝よ、俺疲れた」
「問答無用で連れて行ってるよね？」
久々に大勢の人？に出会って私も疲れていたらしい
横になるとすぐに寝れた