僕たちのハウス（パート2） (ページ10)

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さく様リクエストページ10

迅side

朝起きるとお腹が痛かった。

大夢「迅、おはよう。って、顔赤くない？」
迅「へ？」

はい、これ。と大夢兄から差し出された体温計を素直に挟むと、38.1という数字が表示された。

大夢「やっぱり熱ある！フェン兄呼んでくるから寝てな。」

大夢兄に言われるがまま再びベッドに入ると、10分後くらいに部屋のドアが開いた。

フェン「匠海、京介起きなさい。……迅、大丈夫？ちょっと診させて。」

フェン兄の聴診器が俺の胸やお腹に当てられる。

フェン「迅、お腹とか痛くない？」
迅「ちょっと痛いかも……。」
フェン「やっぱり。たぶん胃腸炎だと思う。」

まぁ季節柄仕方ないよね。とフェン兄は聴診器を消毒しながら言う。

フェン「確か理人が今日休みだから理人に看ててもらおうか。とりあえずゆっくり寝てなね。」
迅「はーい。」

フェン兄に頭を撫でられると気持ちが良くて、すぐに眠りにつくことができた。