†280 霧野side ページ38
「はぁ、はぁ…着いた」
走ってきたから、息が荒い
軽く息を整えてからインターホンを押す
だけど、反応がない
「…どうして…！？鍵が開いてる」
ドアを開けて、見て驚いた
「――朝霧っ！？」
愛しの人が、ずぶ濡れで倒れていたから
まさか…昨日雨の中帰ったのか…？
『はぁ…はぁっ……』
息が荒いし、顔も赤い
こんな格好でここにいたら、風邪ぐらい引くか…
朝霧を抱き上げ、ベッドに運んだ
…濡れている服、どうしよう
このままにしていたら、余計悪化するだろうし
でも、俺が着替えさせるのも…
『……きり、の…？』
「っ！！朝霧、目、覚めたのか？」
『霧野……ごめ…なさい…』
え？と聞き返すよりも先に抱き締められていた
『ごめんなさいっ、ごめんなさい、ごめんなさい…！！
お願いだから…嫌いに、ならないで…っ！』
夢の中なのか、現実を見ているのか定かではないけど
今、俺ができることは…
「…嫌いになるわけ、ないだろ」
朝霧を、抱き締め返すこと
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速野典佳(プロフ) - 頼羽@ゆっくりさん» 常に深夜のハイテンションなので(*^^*)←かっこよく書けていて良かったです！(^-^) (2015年8月1日 22時) (
レス) id: becf803ff0 (このIDを非表示/違反報告)
頼羽@ゆっくり - 第六章の282話の霧野がとてもかっこ良かったです（＾ν＾） (2015年8月1日 20時) (レス) id: 46d9b0220a (このIDを非表示/違反報告)
頼羽@ゆっくり - テンションがとても高いですね(°_°) お疲れ様です>_< (2015年8月1日 20時) (レス) id: 46d9b0220a (このIDを非表示/違反報告)
速野典佳(プロフ) - ※雨宮澪雨※さん» ただいまですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！！←待っていてくれてありがとうございます(*^^*) (2015年6月21日 8時) (レス) id: becf803ff0 (このIDを非表示/違反報告)
※雨宮澪雨※(プロフ) - お帰りなさいぃぃぃぃぃぃ!!!← 待ってましたｯ♪(´艸｀*) (2015年6月21日 0時) (携帯から) (レス) id: b94ca3aa02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：速野典佳 | 作成日時：2015年5月30日 10時
