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謝ると心に誓った日
朝から雲が青を覆っていて、不安が脳裏を過った
そして、部活の後
意を決して、一人で帰ろうとする霧野を呼び止めた
「………」
『き、霧野…この間は…「…んで」……え？』
「なんでここ最近、ずっと剣城と帰ってんだよ」
その声は、今までに聞いたこと無いぐらい低くて、怖い
気づけば、私は震える体を腕で抱き締めるように押さえていた
『そ、れは…』
「そんなにも剣城が好きなら、剣城と付き合えば良いだろ！？」
『違っ…あれは誤解で…』
「若部から聞いたんだよ、毎日剣城と帰ってるって」
目の前の視界が全て奪われたような感覚に陥った
早く誤解を解かないと、後戻りできなくなる…
「……じゃあな」
『っ…待って…！』
「俺に触るな！！！」
伸ばした腕を、引っ込めてしまった
こんなにも凄い剣幕で怒鳴られるなんて、初めてだ
私は、そこに立ちすくんでいる
ああ、もう、嫌いだ
――何も出来ない、自分が嫌いだ
気づけば、雨が私を嘲笑うかのように打ち付ける
傘は一応持ってきていたけど、差さなかった
きっと私は、霧野に見捨てられた
私が初めて心から好きになって、両思いになれたと思ってた
『…全部、夢だったのかな』
おぼつかない足取りで、家へと向かった
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速野典佳(プロフ) - 頼羽@ゆっくりさん» 常に深夜のハイテンションなので(*^^*)←かっこよく書けていて良かったです！(^-^) (2015年8月1日 22時) (
レス) id: becf803ff0 (このIDを非表示/違反報告)
頼羽@ゆっくり - 第六章の282話の霧野がとてもかっこ良かったです（＾ν＾） (2015年8月1日 20時) (レス) id: 46d9b0220a (このIDを非表示/違反報告)
頼羽@ゆっくり - テンションがとても高いですね(°_°) お疲れ様です>_< (2015年8月1日 20時) (レス) id: 46d9b0220a (このIDを非表示/違反報告)
速野典佳(プロフ) - ※雨宮澪雨※さん» ただいまですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！！←待っていてくれてありがとうございます(*^^*) (2015年6月21日 8時) (レス) id: becf803ff0 (このIDを非表示/違反報告)
※雨宮澪雨※(プロフ) - お帰りなさいぃぃぃぃぃぃ!!!← 待ってましたｯ♪(´艸｀*) (2015年6月21日 0時) (携帯から) (レス) id: b94ca3aa02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：速野典佳 | 作成日時：2015年5月30日 10時
