目黒の姉と弟は。 (ページ6)

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お顔そっくり、寝顔もそっくり。ページ6

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『ただいま～』

18時半。仕事がある日にこんな時間に帰宅するのは物凄く珍しいことで、嬉しかったんだけど、家には仕事も大学も休みのアイツらがいる。

少し大きめの声で「ただいま」と言うと、いつも1番に凛の「おかえり」って声が聞こえてくるのに、今日はお母さんの声しか聞こえない。

『ただいま～』

目黒母「あ、おかえり～」

『あれ？今日、2人とも休みじゃないの？』

『朝からゲームするって張り切ってなかった？』

目黒母「張り切った結果があれよ、笑」

なんて母がソファーを指さしながら言うから、ソファーを見てみると見事に爆睡中の蓮と凛の姿が。

なんていうんだっけ、あのソファーの肘掛？みたいなとこに右側に蓮、左側に凛が頭を置いててめちゃめちゃ可愛い。思わず写真撮っちゃった。

『え、お母さん、これどーすんの？』

目黒母「さっきから軽く起こしてんだけど起きないのよ～」

『ったく、蓮ー？凛ー？夕飯どーすんの？』

蓮「んんｯ、…」

凛「んーｯ、…」

結構デカい声で声かけたのに全く効果なし。起きる気配もなし。

結局お母さんと話して、このままもう少し寝かせておくことに。少し落ちかけているブランケットをかけ直し、私とお母さんで夕飯タイム。

その後、お父さんも帰ってきたけど、あまりのそっくりさにお父さんも写真撮ってました、笑