目黒の姉と弟は。 (ページ11)

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お風呂上がり姉弟。ページ11

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うちでは私たちが小さい頃から続けていることがある。それはアイスじゃんけん。親に必ずアイスを3種類用意してもらってて、じゃんけんで勝った人順に選んでいくシステム。凛が大学2年になった頃からはそこにプラスでお酒。まぁ、最近は3人揃わないとやらないんだけど、今日は揃ってるからやる日！

蓮「あっちぃ、気持ちよかった～」

凛「蓮くん！アイスやるよ！」

『早くしなさいよ！』

蓮「ごめんって、笑」

『上、着ないとあんた風邪引くよ？』

蓮「今から着んだよ、」

凛「もうくだらない言い合いしないの！」

凛「じゃあ、行くよ？最初はグー、じゃんけん！」

「「『ぽん！！』」」

『やったー！私の一人勝ち～！』

蓮「くっそぉ、凛には負けてたまるかっつーの」

凛「俺だって、蓮くんには負けないよ？」

凛「最近はグー、じゃんけん！」

「「ぽん！！」」

凛「よっしゃぁ！俺の勝ち～」

蓮「マジかよ～、また俺負けかよ、笑」

『蓮、じゃんけん弱すぎ、笑』

凛「ほんと、笑最後に勝ったのいつ、笑」

蓮「うるせー、笑さっさと選べよ、笑」

『じゃあ、私ハーゲンダッツ～』

凛「俺はスーパーカップで！」

蓮「え？凛、パルムじゃなくていいの？」

凛「今日はこっちの気分なの！」

蓮「あっそぉ、笑珍しいこともあるもんだな、笑」

『お酒は蓮から選びな～』

蓮「いいの？じゃあ、ハイボール」

『凛はー？』

凛「俺、明日早いから大丈夫～」

『そう？じゃあ、私、ほろよい貰お～』

こうして自分のアイスとお酒を持って、蓮・私・凛、3人横並びになってテレビの前に座る。テレビには3人のお気に入りのバラエティ番組。2人には言ってないけど、この時間が1番好き。