308 ページ8
アブソリュートナイツを攻略しゴール前の修也までボールが繋がる
爆熱スクリューを撃とうとするもエドガーにボールを取られてしまい、ゴール前からシュートを撃つ
「ザ・マウンテン」
壁山が止めに入るも吹き飛ばされてしまう
が、体を張ってくれたお陰と言うべきか点が入ることは無く、安堵の息をつく
ホッとしたのもつかの間、壁山が倒れたまま起き上がらず守が駆け寄る
相当な威力のあるシュートだったはずだから、そりゃあ全力でとめたら体に響くか
「染岡、交代だ」
DFではなくFWの竜吾ちゃんを入れるということは、攻撃型の布陣にするってわけか
まあ守ってるだけじゃ勝てないしね
試合も再開し、アブソリュートナイツを先程と同じように攻略しようとするが同じ手は通用せず、
有人から一郎太にボールが渡った瞬間、相手は栗松をマークする
けれど虎丸が空いたスペースに走り込んでいる
「……！いや読まれてる」
虎丸にボールが渡る直前で奪われてしまいエドガーへとパス
しかしここは竜吾ちゃんがカットして事なきを得、そのままシュート体制に入る
「ドラゴンスレイヤー」
そのシュートはゴールに突き刺さる
世界に来ての初得点、そしてこれで同点に追いついた
するとここでナイツオブクイーンは選手を大幅に入れ換えてくる
……ということは、アブソリュートナイツ以外にも強力な必殺タクティクスでもあるのだろうか
「サイドががら空き」
その空いたところに誘導するとでもいうわけ？
一体どんな必殺タクティクスなのだろうか
試合再開、ボールを戻したかと思えばDFが上がってくる
サイドから崩すつもりなのかと思いきや、中央突破してくる
「なるほど。相手の得点元はエドガー。
つまり、彼さえボールを奪われなければそれでいいってわけか」
エドガーを護るようにして三人が囲みながら走る
そして勢いは走る分だけ上がっていき、皆が止めようとしても無駄に終わる
「パラディンストライク」
「いかりのてっつい……うわっ！」
またしてもエドガーのシュートが決まり、追い越されてしまう
「君に私のシュートは止められない。
勝利は私達のものだ」
エドガーが守にそう言い放つ
……"止められない"か、そうか、そうだ
必ずしも止めないといけないわけじゃないんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よっしー | 作成日時：2023年12月22日 8時
