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日が経つのはあっという間でいよいよ試合当日
スタジアムまでは船で向かう
「今日のスターティングメンバーを発表する」
道也が立ち上がってそう言葉を発すると、はしゃいでいた皆も黙って耳を傾ける
「FW、豪炎寺、宇都宮。
MF、鬼道、風丸、基山、土方。
DF、壁山、綱海、飛鷹、栗松。
GK、円堂。以上だ」
私は入ってないのか、せっかく正式な代表になれたのに道也ってば酷いんだから
会場に着き、コイントスをしてキックオフはジャパンに決まる
「健闘を祈るよ」
エドガーは守と握手をしそう言う
「なんか嫌な感じだぜ」
「ああ。余裕綽々ってところだな」
竜吾ちゃんと次郎ちゃんの言うとおり
でも余裕でいられるのも今のうちよね
「ﾌﾝ……やつらにとっては勝って当然の相手だからな、日本は」
明王ちゃんがそう言う
そりゃあヨーロッパの強豪チームからしてみれば、日本はまだまだなのかもしれないけど
でもだからって態度が癪に障るのよ！
油断するとどうなるか教えてあげないと
「さて、お手並み拝見といきますか」
試合開始、電光石火の如く攻めるイナズマジャパン
虎丸から修也へのパスがカットされてしまう
「林音、ベンチに座れ」
道也の隣に体育座りして観戦しているとそう言われる
煩いな、別に良いでしょうが！
しばらくするとシュートを撃たれるが、これは守がキャッチ
「これが日本のサッカーか？なかなか頑張っているじゃないか」
エドガーがそう言う
うーん、なんでそんないちいち癪に障ることしか言えないかなぁ……
虎丸がボールを奪われてしまい、エドガーに渡る
「受けてみろ、聖なる騎士の剣を！
エクスカリバー」
「ザ・マウンテン」
壁山が止めに入ったことで少し威力が弱まり、いかりのてっついで先取点を防ぐ
それよりもあの技、もしかして――――――
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作者名：よっしー | 作成日時：2023年12月22日 8時
