暗殺者、ヒーロー目指すってさ LEVEL-2 (ページ21)

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ろくじゅうろくページ21

「遅れてごめん！」

カラカラと店のドアについたベルが鳴り響く
ドアを勢いよく開けて登場したのはカエデであった

「忙しいのに、わざわざありがとう」

そう一言お礼を呟き、カエデの好きなプリンの乗ったパフェを置く
カエデは現在、芸能活動を再開し、テレビの番組欄に名前がない日はない位活躍している

「全然！Aちゃん優勝おめでとう～！
撮影の休憩中にちょっとだけだけど、見てたよ。録画したから帰ってちゃんと見る！」

「いいよ……そんなに大したことしてないから」

キラキラと目を輝かせそう言うカエデ
周りもほわほわしたエフェクトがかかって見える
なんだ、これは……

カエデも到着したことで、今度こそ本当にE組全員集合である

ワイワイと各々の学園生活について話したり、将来に向けてどう頑張っているか話したり楽しくしていると、ゲームをしようということになった

「E組のゲームと言えば、サバゲーかケイドロでしょ」

「久々にコードネーム遣うか？」

「いや……あれはちょっとさ……」

3年E組は暗殺教室
森で訓練し過ぎたからか、ここがただのカフェだと言うことを忘れているのか

「それ、ここじゃ無理でしょうが!!」