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「ドラゴントルネード」
ドラゴントルネードをレーゼが打ち返し、仁に当たる
大丈夫だと言い立ち上がる仁だったが、直ぐに座り込んでしまう
「俺達の必殺技はこいつらには通用しないのか？」
「必殺技と言っても、この程度。お前達の力の限界と言う事だ」
竜吾ちゃんが漏らしたつぶやきに対してレーゼが軽く鼻で笑って言う
「俺たちに限界はない！」
「諦めの悪い事だ。その遠吠えは、破滅を招く」
「諦めの悪さも、私達の必殺技なのよ！
雷門イレブンは何時だって、そうやって勝ってきたんだから」
守の言葉に淡々と答えるレーゼにそう言う
「では、二度と我らに歯向かえないようにしてやろう」
そのレーゼの言葉をはじめとし、ジェミニストームの猛攻が始まる
次々に倒れていく雷門イレブン
レーゼのシュートをもろに喰らい、守が倒れる
「円堂、大丈夫か？」
一郎太がそう言い、守を立たせようとするが、飛んできたボールから守を庇って吹き飛ばされる
「うわぁ！」
「一郎太！皆！」
皆が倒れ込み、守も立ち上がろうとするが力が入らずまた倒れる
こんなのサッカーじゃない……
「私にもボールを打ちなさいよ。どうして私にだけ……」
ボールを打ってこないの、その言葉はレーゼの「ゲームセットだ」という声にかき消される
「地球にはこんな言葉がある。雉も鳴かずば打たれまい」
レーゼはどこから取り出したのか、黒いボールを蹴り傘美野中を破壊してしまった
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作者名：よっしー | 作成日時：2022年8月17日 7時
