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「お前達の名を聞こうか。
俺達は雷門中サッカー部。俺はキャプテンの円堂守」
「お前達の次元で敢えて名乗るとするならば……エイリア学園とでも呼んでもらおうか。
そして、我がチームの名はジェミニストーム。我が名はレーゼ。
さあ、始めようか」
審判を名乗りを上げてくれた傘美野のキャプテンにたのみキックオフ
竜吾ちゃんが攻めるが、相手は誰一人として動かない
「ドラゴンクラッシュ」
竜吾ちゃんがドラゴンクラッシュを打つがレーゼに止められる
そして守がマジン・ザ・ハンドを出す間も無く、ゴールが決まる
「まだまだ、試合は始まったばかりだ！」
「地球にはこんな言葉がある。弱い犬ほどよく吠える」
守の言葉にレーゼがそう言う
それからは、ジェミニストームがものすごい動きで皆が吹き飛ばしながら攻め入りあっという間に点差がつく
「……流石は宇宙人(笑)」
「すみません、足が」
宍戸がそう言い座り込むと 「選手交代だ！」とどこからか声が聞こえる
「修也！」
「行くぞ、円堂」
「よし、皆！反撃だ！」
守がそう言い、修也が宍戸と交代し雷門も反撃開始する
「イナズマブレイク」
「ふぁ〜」
イナズマブレイクを放つが、ゴルレオは欠伸をしながら止める
その姿に有人が……いや、その場にいた全員が驚く
「あいつ、ボールを見てなかったぞ」
「ああ」
「随分のんびりしたシュートだ」
ゴルレオはそう言い、2回まわってディアムにパスを出す
「いや今2回まわる意味あった？」
思わず呟いてしまう
ディアムが打ったシュートが、壁山の顔面に当たり、そのまま壁山ごとゴールへ
「壁山、すまん」
守がそう言いながら駆け寄る
壁山は大丈夫と答えるが……
「これで16点目……」
今までの試合とは比べ物にならない点差に絶望する
勝ち目はもう無い
……いや、最初から無かったのだ
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作者名：よっしー | 作成日時：2022年8月17日 7時
