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「やったぞー！」
「やったぞー！！」
翌日、雷雷軒を貸切にし打ち上げをする
響木監督がひたすらラーメンだの餃子だのを調理している
そして何度目かのやったぞコール
あと何回やるつもりなんだか……
「しかし帝国学園も全国大会に出られるとはな」
「大舞台でもう一度戦えるなんて、今からワクワクするぜ！」
「てことは、決勝まで勝ち進まないとね」
一郎太と意気揚々としている守にそういう
前年度優勝校と同地区の出場校はトーナメントの組み合わせが別ブロックになる
「だから決勝戦までいかないと帝国とは戦えないってこと。
ま、帝国にも決勝戦まで勝ち進んでもらわないといけないってわけだけど」
「帝国なら大丈夫だろ」
「……それはどうかしらね」
どういう事だよA、と言っている一郎太を無視してラーメンを啜る
影山がこんな所で終わるやつだとは微塵も思ってない……なんて言ったらみんなを困らせるだろうか
今までの行動を見るに、自身を裏切った帝国を影山が放っておくとは思えない
私だったら鬼道が疑問を持ち始めた時点で、もっと他にいい駒がいないか探すけど———
日曜日、守と響木監督の提案により元イナズマイレブンとの練習試合が決まり河川敷に集合していた
「夢みたいだ、イナズマイレブンとサッカーが出来るなんて」
「40年振りの伝説復活か！」
「冴えないおっさんの集まりにしか見えないんだけど」
感動している守と一郎太にそう告げて1人でストレッチを始める
だって40年振りにサッカーするんでしょ？
体は訛ってるだろうからあの頃みたいな動きは出来ないと思うし………
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作者名：よっしー | 作成日時：2022年8月17日 7時
