雷門中の最強少女Part2 (ページ26)

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「それで、今日は何用かしら？」

「やだなぁ、そんなに警戒しなくて大丈夫さ」

誰か何故私が世宇子中のキャプテン亜風炉照美と向き合っているのか教えてくれ

なんなら「君の顔が見たかっただけだよ」と微笑まれて緩むこの頬を誰か引っぱたいてくれ

「だめだめ、そんな綺麗な整った可愛い顔で見つめてきたところで何も出さないわよ」

「別に何も求めてないよ。
どうせ君たちは僕らに勝てないんだから」

うわー、相変わらず自信満々なのね

それにしても、なんでそんなにいつも自信満々なのかしら

「あなた達が何してるのか知ったこっちゃ無いけど、影山に関わるとろくな事ないわよ」

影山の名前を出すと途端に血相を変えて詰め寄ってくる照美

うっ、顔面の暴力が凄まじい……

「A、君は一体どこまで知っているんだい？」

「どこって―――――影山が関わってることしか知らないけど。
まさか他にもなにかあるって言うの？」

「喋りすぎたようだね」

君は勘がいいから気をつけないと、そう言ってまた1歩距離を置く照美

まあなんとなく想像は着いてるけど、確証が無いから影山を捕まえることも訴えることも出来ない

「それじゃあ、近いうちにまた会おう」

そう言ってその場を後にする照美

近いうちにって……試合前にまた会うってこと？