僕たちの妹は日本でアイドルをしているようです…BTS×ベイビーレイズJapan (ページ4)

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突然の知らせページ4

ユンギSide

その日、ヒョンとホソクそれにテヒョンとジョングクが仕事で、家には俺とナムジュナそしてジミンの三人がいた。

最近、ありがたいことに沢山お仕事をいただいて、俺たち兄弟のアッパはスケジュール管理に追われて忙しくしている。

そんなアッパは今、次の俺たちの日本でのカムバックに向けての準備で、日本へ先乗りして予定やらステージやらの確認をしてくれている。

そんな忙しいアッパから珍しく電話がかかってきた。

Prrrrrr))

家の電話が鳴ることですら珍しい俺たち三人は、詐欺の電話でもかかってきたんじゃないかと固定電話の前で三人で頭を突き合わせる。

JM「ユンギヒョン。電話どうするの？」

NJ「出ないと切れちゃうよ？」

全く電話に出る気のない弟二人に言い負かされた俺。

結局、俺が電話を取ることに。

YG「こちらただいま留守にしております。ご用件のある方は『ユンギ、お父さんだよ』なんだ…アッパかよ。って…はぁぁぁ！？普段電話なんてかけてこないくせに、急にかけてくんなよ。仕事はどうしたんだよ？」

『驚かせて悪かった。仕事の事は今は大丈夫。それより大事な話があって電話したんだよ。』

電話の前で百面相する俺を心配そうな目で見てくる弟二人に「詐欺じゃなかった」の精一杯の意を込めてほほ笑み返す。

YG「んで？大事な話ってなんだよ。」

大事とか言って、いつもそんなに大したことは連絡してこない我らがアッパの事だ。

今回もどうせそんなもんだろ、と軽く聞いた。

『お父さん、再婚することにした。』

・・・・・・・・・。

YG「っはぁぁぁぁぁぁ！？」

前言撤回…。

大したことありすぎました。

そのあと、驚いたまま勢いで電話を切ってしまった俺…

と、俺の大声に縮こまる弟二人。

NJ「あのー…ヒョン？」

JM「電話、誰からだったの？」

そのまま、暫く呆然としていた俺に電話の相手が誰だったのか聞いてくる弟たち。

と、その奥で玄関の鍵が開く音。

TH「お腹減ったねぇ。グクは今日の夜ご飯何がいい？」

JK「ハンバーグっ！」

HS「いいじゃん、ハンバーグ。ユンギヒョンのハンバーグ美味しいもん。」

JN「ねぇ、ユンギは料理上手だから。」

何て会話が廊下で聞こえて、今日の晩御飯の担当が俺だったことを思い出す。

だが今の俺に、晩御飯を作る余裕なんぞ無い。

なぜなら…

YG「アッパが…再婚するだってぇぇぇぇ！？！？」

これで頭がいっぱいだからである。