やっぱり君がいい(Yb) ページ20
side:K.I
好きって言われるのがあんまり好きじゃない、って言ったら、みんなはどんな顔をするだろうか。
いや、嫌いなわけではなくて、いろんな人に好きって言ってもらえるのは好き。
ただ、薮から言われても、あんまり嬉しくなくて。それはきっと、薮の全部が俺を好きって言ってくれてるからなんだろうけど、ひとまず陳腐な愛の言葉はあんまり好きではないのだ。
みんなでの撮影の日、俺は連日の仕事つかれか、少し貧血気味で。
だるいなって思いながら楽屋のドアを開けて、挨拶してソファに座る。すると、薮が隣に座ってきた。
「伊野尾、」
「ん〜?おはよぉ、薮……」
「体調悪い?」
「……ちょっと貧血気味なだけだよ。」
「そっか。
膝貸してやるから、寝ときな。」
頭をふわふわ撫でられて、躊躇いなく薮の膝に頭を落とす。
目を瞑ってからもずっと薮は俺の頭を撫でていてくれて、安心して、すぐに眠気が襲ってきた。
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JUMP大好きな白米と猫(プロフ) - 山ちゃん伊野ちゃんペアめっちゃ笑いました!やまいのはギャグっぽくもなるのでおもしろいですよね(*'▽') (2017年2月10日 8時) (レス) id: f122806c5b (このIDを非表示/違反報告)
秋弥(プロフ) - 猫の平手打ちやばいですね(笑)ビンタを見たメンバーの反応がすごく気になります (2017年2月6日 22時) (レス) id: a5dc5670ff (このIDを非表示/違反報告)
☆いのてり☆ - ありいの、うぅ切ない...。伊野尾受けだああああああって思って開いて見たら酢雨さんでした!どおりで私の好きな話の感じだと思いました(笑) (2017年2月5日 22時) (レス) id: 6a862f044e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:酢雨 | 作成日時:2017年2月5日 18時