忠義side ページ7
着いたっ！！
も〜今日ほど、どこでもドアが欲しいて思た日はあらへん！←
湖の畔にある、広々した宿泊施設。
ログハウス風のコテージが、
一軒一軒、石の外壁に囲まれて、独立している感じ。
中に人がおるんかすら、よう分からへん。
プライバシーを守る造りを、意識したんやろうな。
俺たちは、あらかじめ聞いておいた部屋番号を目指して、そんな敷地を速足で進んでいる最中、
なんやけど…
裕「…こんなとこで、明里ちゃんは、よう知らん男と…＆％＃」
横山くん…。
さっきからそればっか←
忠「純粋に、明里ちゃんを心配して、そばにおってくれてるだけやないん？」
裕「アホ！！若くて可愛え女子と何時間も、こんな閉鎖的なとこにおったら、男なら絶対、ああなって、こうなって、こうしてまうやろっ」←
す「お前やて、目の前に、極上のラーメンがあったら、どうする！？何時間も我慢できるか！？」
なぜか入ってくるすばるくん←
忠「そりゃ…できひんけど」
す「せやろ！？それと同…」
信「こんな時に何くだらん話してんねん！黙って走らんか！」
突然落ちた信ちゃんの雷に、
委縮する３人。
裕「…せ、せやったな。ごめん」
ほんま、ポンコツな先輩たちや。
でも…
ラーメンの例えは、ムチャクチャ分かりやすかったわ←
章「ここやな」
なぜか手を繋いで、先を歩いていたヤンマーが←
一軒のコテージの前で立ち止まり、振り向いてくる。
ヤスは、俺たちが揃うのを待って、目配せした後、
小さくノックをした。
その瞬間、
中から、バタバタと音がして、
数秒後には、ドアが開かれた。
明里「安田さんっ！！」
現れたんは、Tシャツにロングスカートという、ラフな格好をした明里ちゃん。
すがるように、ヤスに抱きついてくる。
章「明里ちゃん、ごめんなあ、遅くなって。心細かったやんなあ？」
ヤス、何の動揺もしてへんし←
ヨコすばも、これに関しては普通に黙認。
ヤスと明里ちゃんは、女友達やからOKってことか？
信「あ、えーと、ヘルパーさんでしょうか？」
明里ちゃんの背後から、遠慮がちに顔を出してきた男の人に、
信ちゃんが尋ねる。
「はい。水坂と申します」
人の好さそうな顔しとるわ。
裕「こういうんが一番怪しいねんな」
まだ言うてる…。
す「ていうか、明里ちゃん、俺に抱きつけや」
…
ほんまに心配してるんやろうか。この兄ちゃんたち←
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太陽丸(プロフ) - 凪沙さん» 凪沙さん！ありがとうございます★そんなこと言って頂けるなんて嬉しいです！終わりは自分でもまだ見えません…が、変わらずお付き合いいただけたら嬉しいなと思います！ (2018年7月17日 15時) (
レス) id: c53d241486 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - 突然失礼します。いつも更新楽しみにしてます。マルちゃんが助かりますように,と思いながら読ませてもらっています。マルちゃんを幸せにしてほしいっていう気持ちがあるけれどもっと太陽丸さんの小説を読みたいなとも思います。更新頑張ってください！ (2018年7月16日 8時) (レス) id: b3cf2c91ae (このIDを非表示/違反報告)
太陽丸(プロフ) - 詩暖さん» うわ〜！一気にとは！大変だったでしょう:(T-T):大切な時間を割いてお読み頂いて本当にありがとうございます(*^-^*)しんどいシーンも多いですが、これからも見守って頂けたら嬉しいですｏ(＾-＾)ｏ (2018年7月5日 20時) (レス) id: cfb77a5e73 (このIDを非表示/違反報告)
詩暖(プロフ) - 初めまして。この間、ようやく『逆光』シリーズを読み始めました……一気に読んだのですが、もうマルちゃんが救われますように……と祈るばかりです。すごく引き込まれます。これからの展開、楽しみです。無理なく更新してください。 (2018年7月5日 18時) (レス) id: 4736f0cf92 (このIDを非表示/違反報告)
太陽丸(プロフ) - ひなばるさん» ありがとうございます！回りくどくて情報過多で、分かりづらくないかなあと不安になっていたので、楽しみにしてくださると言っていただき、とても励みになります！これまでも酷な出来事がいっぱい起きてきていますが、どうか最後まで見守っていただけたらと思います (2018年7月1日 8時) (レス) id: c53d241486 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：太陽丸 | 作成日時：2018年6月19日 14時
