忠義side ページ44
名古屋公演始まる前に、マルちゃんがリハビリ病院に入れてよかった。
もし入院できひんままでいたら、明里ちゃんの家にお世話になることになったかもしれへん。
そうなると、横山くんとすばるくんが、またうるさいやろ？
横山くんは心配性ゆえ。
すばるくんは羨望ゆえ←
明里ちゃんは、心なしかガッカリしたようにも見えた←
すばるくん曰く、明里ちゃん、肉食変態ウサギらしいから←
大好きな隆平さんと、二人きりで夜を過ごすとかなったら、
彼女の中で、よからぬ邪念が湧き起こるかもしれへんしな←
そんなわけで、病院にマルちゃんを任せることができて、安心した俺らは、
入院から２日後の早朝、名古屋にやってきた。
コンサートを夜に控えて、
今は、パワーチャージのために、味噌カツ丼のお店でご飯中♡
腹が減っては戦はできんもんな。
裕「うまっ！メッチャ美味いやんか」
横山くんて『美味い』しか言えへんのやろうか←
けっこう食レポしてるんに、ボキャブラリー貧しすぎる。
変顔のレパートリーも乏しいし←
ま、
それが、横山くんのええとこやねんけどな♡
みんなもそれぞれ、名物料理に舌鼓を打ってる様子。
あっという間に完食してしもた俺は、
水を飲みながら、おかわりどうしようかと考えていたんやけど、
ふと、向かいにいる亮ちゃんの姿が目に入った。
あれ？
ほとんど減ってないやんか。
信「りょお、どした？腹でも痛いんか？」
隣りから心配して声をかける信ちゃん。
亮ちゃんは険しい顔をして、首を振った。
亮「まるにも食べさせてやりたかった」
よう見たら、目も潤んでる。
ああ…。
マルちゃん、絶対喜ぶやろうなあ。
す「退院したら、また来たらええよ。東京名古屋間なんか、新幹線でピューやで」
亮「そういう問題やないのっ！今、まるは慣れへん環境で、知らん人たちとおって不安でいっぱいやろうに、何でみんなそんな楽しそうに食えるん？！」
亮ちゃんは、
メンバーが一人でも欠けていると、
その一人の立場になって、寂しくなってしまうタイプ。
自分だけが楽しむわけには、みたいな、変な縛りがあるんよね。
真面目な子やから。
章「せや！この後水族館行こう」
ヤス…。
前触れもなく、話が変わりすぎや←
す「あ〜イワシの大群？」
信「亮の好きなやつやな？ええな。行くか」
もう…。
親が、ご機嫌斜めの子供をなだめようとする図にしか見えへんわ←
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INFINITY(プロフ) - いつも楽しみに見せていただいてます。閲覧希望よろしくお願いします！ (2019年5月20日 1時) (
レス) id: 8ddd0f17c0 (このIDを非表示/違反報告)
太陽丸(プロフ) - まとめてしまって申し訳ありません。こちらのページから友達申請をして頂けますでしょうか？→https://commu.nosv.org/bbs/bebe0725 (2019年5月19日 7時) (レス) id: c53d241486 (このIDを非表示/違反報告)
カナマル - 閲覧希望します！ (2019年5月18日 22時) (レス) id: cf75a14418 (このIDを非表示/違反報告)
すずまる(プロフ) - 閲覧希望です (2019年5月18日 9時) (レス) id: e1b3b87754 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - はじめまして いつも楽しみにしております 閲覧希望です 宜しくお願いします (2019年5月18日 4時) (携帯から) (レス) id: c42cace51b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：太陽丸 | 作成日時：2019年3月24日 7時
