忠義side ページ26
せっかく、マルちゃんの退院日や言うんに、
俺だけが、夜までガッツリ仕事やねん。
今日は、豪華な寿司を取るから、
タツの分もちゃんと取っておくからな〜って、信ちゃんは言うてくれたけど、
でも…
俺やて、ワチャワチャみんなで食べたかったんに…。
す「お〜お疲れ〜」
迎えてくれたんは、パンツ一丁で、首にタオルを掛けているすばるくん。
お風呂上がりなんか、湿った髪を乱したまま、歯ブラシくわえてる。
わざわざ出てきてくれた言うよりは、
玄関でウロウロ歯磨きしてたら、俺が来たって感じやな。
顔も赤くして、
お酒飲んだんかなあ…。
ええなあ。
ていうか、歩きながら歯磨きしちゃアカンやん。
信ちゃん、俺には怒るんに、
何ですばるくんはええん？
ひいきやわ。
何やねん、何やねん…←
いじけた俺は、ムスっとしたまま、『ただいま』を吐き捨てて、リビングに入っていった。
そこには、
バスローブ姿で、フェイスマスクみたいなんを乗せて、心地よさそうにソファにふんぞり返ってるヤスと、
その白い能面みたいな不審人物を警戒して、少し離れた所から、攻撃態勢の構えをしているチーちゃん。
忠「ヤス、ちょ…」
信「おお、タツ。お疲れさん。早よ寿司食えや」
ヤスに危険を知らせようとした時、台所から、信ちゃんが現れた。
オカンみたいに、テーブルの上に食い散らかされたもんを、チャッチャと片付けて、
ざっと台拭きを滑らせる。
大皿には、いくつか残されたお寿司。
美味しそうやけど、
一人で食うたって、おいしくなんｋ
忠「うまっ！！」
口の中で、トロがトロけて、
俺は、思わず感動の声を上げた。
何これ、大トロちゃう！？
信「ええやつお前に残そうって、亮が言うてくれたんやで」
忠「え！」
信「遅くまで頑張って、疲れてくるやろうからって」
亮ちゃん…。
何てお兄ちゃんなん！？
俺のことなんか、全然気にかけてないと思ってたんに。
信「ほら、飲めや」
グラスに、
瓶の口から、アルコールの匂いと共に、流れ落ちてくビール。
信ちゃんは、ええ感じに泡を作ると、
俺の向かいに座ってくれた。
寿司で機嫌が直った俺を、あのオカン的優しい目で見てくる信ちゃん。
忠「なあ、マルちゃんどう？」
寿司が美味すぎて、忘れてたけど←
マルちゃんも今、この家おるんや。
信「ヨコと部屋におるで」
横山くんがそばにいてくれてるなら大丈夫かな。
少しは、眠れてたらええけど…。
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INFINITY(プロフ) - いつも楽しみに見せていただいてます。閲覧希望よろしくお願いします！ (2019年5月20日 1時) (
レス) id: 8ddd0f17c0 (このIDを非表示/違反報告)
太陽丸(プロフ) - まとめてしまって申し訳ありません。こちらのページから友達申請をして頂けますでしょうか？→https://commu.nosv.org/bbs/bebe0725 (2019年5月19日 7時) (レス) id: c53d241486 (このIDを非表示/違反報告)
カナマル - 閲覧希望します！ (2019年5月18日 22時) (レス) id: cf75a14418 (このIDを非表示/違反報告)
すずまる(プロフ) - 閲覧希望です (2019年5月18日 9時) (レス) id: e1b3b87754 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - はじめまして いつも楽しみにしております 閲覧希望です 宜しくお願いします (2019年5月18日 4時) (携帯から) (レス) id: c42cace51b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：太陽丸 | 作成日時：2019年3月24日 7時
