【文スト】アニオタがトリップして太宰さんにモフられるだけのお話です(*´∀｀)

７話 ページ8

「「おはようございます」」





太宰さんと一緒に出勤です。




私がこのあたりの地理に明るくないことを考えてか、一緒に来てくださりました。







「おはようございます………あれ？太宰さん、この時間に来るなんて珍しいですね」







「なぁに、Aを案内するためだよ」







胸を張って答える太宰さん








そんな太宰さんを横目でみつつ、敦くんがそっと耳打ちする






「僕は中島敦って言います。何か判らないことがあれば、何でも聞いてくださいね。特に太宰さんのことは……………」





敦くんが続きを言おうとした瞬間、太宰さんが間に入ってきて





「はぁい、そこまで。私に隠れていちゃいちゃしない！」






ムッとした様子で腕を組む太宰さん




「Aは私のもの………………」






「太宰ぃ！！」







バッシィィィン









国木田さんが太宰さんの脳天にかかと落としをする








「………………国木田くぅん」









ひどいじゃないか、という目線とそれがどうした、という目線が飛び交う







それにしても、この状況を平然と過ごす皆さんが一番凄いかも。






普通、逃げるよ？うん。









「太宰ぃ…………………貴様」






「判ってるって。きみのPCの背景画面をプ○キュアにしたのは悪かったと思うよ？」



言葉とは裏腹に顔が笑っています。あれは反省していない顔ですね。わかります。




「違う！今日は絶対外に出さないからな！」






「ああ、Aに自己紹介と、異能について確認をするんでしょ？」





「…………………太宰にしては上出来じゃないか」





僅かに目を見開く国木田さん




ちょっとショックを受けているらしい。








「そういうわけだ！A、今日は厳しくいくから覚悟してね！」









こうして始まる、探偵社１日目です

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