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深澤side
「…うぅ…っ」
目を覚ますとあちこちと包帯が巻かれていた
「何これ…」
向「ふっかさん！！」
「康二…何があったの？」
向「さっき料理作ろうとしたのは覚えてる？」
「…覚えてる」
向「その時火があがって火事になったんよ」
「え…嘘…」
向「本当、でもあそこにいる人達が助けてくれたんよ」
そう言い康二は雑魚寝する青年と扇風機で涼む青年を指した
向「佐久間さん、目黒さん、ふっかさん意識戻ったみたいやで」
すると扇風機で涼んでた青年がとんできた
佐「ねぇ、腕見せて！！」
「う…腕？…はい」
佐「違う笑、包帯取ってほしいってこと」
「あぁ、そういう」
渋々包帯を外し腕を見せる
佐「あー…うん、痕も残ってないし大丈夫そうだね」
「医者か何かですか？」
佐「医者…なにそれ？めめ知ってる？」
目「俺が知るわけないじゃん笑」
医者知らないって…随分な健康体なんだな
「あ…もしかして旅人だったり？」
佐「旅人…？めめ〜」
目「すぐ助けを呼ぶな笑」
「まぁなんでもいいや」
佐「なんか…ごめんなさい」
この状況…誰か説明して
「康二、この人たち誰？」
向「んっとな…こっちが佐久間さん」
佐「佐久間です！！」
向「んでこっちが目黒さん」
目「どうも…」
どちらも見かけない顔の青年だ
向「こちら、深澤辰哉。翔太くんの従姉妹さんやね」
佐「なるほどね…了解了解」
「あのさ…気になったんだけど…あんた達なんでいるの？」
向「翔太くんが泊まっていけって、ほら稲荷山って夜は迷子になるやろ？」
「あぁ…」
向「そろそろご飯にしよか…もう今日は俺が作る、またふっかさんに何かされたら翔太君カンカンになるから」
「ご迷惑をお掛けしました…」
向「なんやろ簡単に作れるもの…せや今日うどん作る予定やったんや」
「…うどんね、いいじゃん！！」
向「じゃあ作ってくるから大人しくな」
「へーい笑」
そう言って康二は火事のあった台所に行った
「二人とも」
佐・目「……？」
「俺ご飯ができるまで寝てるからゆっくりしてね」
佐「あ、うん！ありがとう」
「……あれ、翔太は？」
目「神主ならさっき玄関付近をウロウロしてたけど」
「あー趣味の時間か、二人とも邪魔しないであげてね」
翔太は夜になるとよく外で歌の練習をしている
どこかで披露するわけではなくただ趣味として嗜んでるらしいんだけど
目「はいはい…」
佐「分かった〜…あ、めめちょっといい？」
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雨乃ふあ(プロフ) - えなさん» 閲覧していただきありがとうございます。毎日更新できるように頑張ります (2021年3月10日 2時) (
レス) id: bc9832efa4 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください (2021年3月8日 12時) (レス) id: dc9b401a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨乃ふあ | 作成日時：2021年1月26日 13時
