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「康二、お前っ…その耳」
向「んあ？あ、バレちゃったかぁ笑」
「お前…康二じゃないよな？」
さっきから言動がおかしいと思えば…それに康二に獣耳なんか生えていない
向「康二…あーこの身体の奴？もう死んじゃってんじゃない笑」
「貴様っ康二に何をした！！」
向「ちょっと身体を借りただけだよ〜、あんたに会いたくてさ、神主さん」
「会いたいって…なんだよ、気味わりぃな」
向「ふふっ、嫌な態度だなぁ」
ジリジリと距離を詰められて顔の距離が残り数センチまで迫ってきた
目「オラァァ」
向「ゲホッ！！！」
「め、目黒っ」
佐「翔太っ、大丈夫？」
康二の背後から目黒が飛び蹴りをかましそのままダウン
「なんでまた急に」
目「嫌な気を感じて…来てみればこれだったから」
「なる…ほど」
佐「ったくやっぱり三管領の一人じゃねぇか」
目の前には気絶している康二と犬の格好をしている少年がいた
「……犬？」
？「犬じゃないもん！！頭をひれ伏せ、犬神様の前だぞ」
「…犬、神？何それ」
初めて聞く名前だった
？「クソっ、もうちょいだったのに…」
目「どういうつもりだ、ラウ」
ラ「めめっ！！もう邪魔しないでよ」
「目黒、知り合いか？」
目「知り合いっつうか…まぁ、上級妖同士の戯れといいますか？」
ラ「もう少しだったのに…もう少しで呪えたのに」
すごい物騒なこと言ってない？この子
目「康二に危害を加えるな」
ラ「あれ、めめそっちの味方になっちゃったんだぁ？笑」
目「味方とかじゃなくて人間に手を出すのはダメだって言われてるだろ、聞いてないのか？」
ラ「えぇ、だって僕上級妖だよ？そんな下っ端の命令聞いてられるかって話」
目「わがままか」
ラ「まだ子供だからわっかんない笑」
ケラケラ笑いながら笑顔をみせる
「わけわかんねぇ…あ、康二」
急いで倒れている康二の元へ向かった
「康二！！」
向「……」
「おい、大丈夫か？」
向「グァァァウ………」
突然低い体制を取り下から睨みつけるかのように唸り始めた
「俺だよ…ねぇってば！！」
向「あ"ぁ"う"ぅ"か"ぁ"！！！」
「うわぁ、やめろっ」
自我を忘れたのか牙をむき出しにして俺に飛び乗ってきた
ラ「…その人間もうじき息絶えるよ」
「は、はぁ？なんで…」
ラ「呪い、かけちゃったから」
「呪い……」
ラ「でも死ぬ時は辛くないだろうから、わざわざそうしてあげたんだから感謝してよね」
康二に限ってそんなこと
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雨乃ふあ(プロフ) - えなさん» 閲覧していただきありがとうございます。毎日更新できるように頑張ります (2021年3月10日 2時) (
レス) id: bc9832efa4 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください (2021年3月8日 12時) (レス) id: dc9b401a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨乃ふあ | 作成日時：2021年1月26日 13時
