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黒血摂取 ページ34

阿部と康二の言葉による交戦はまだ続いていた


阿「言葉で言っても分からないみたいだから体に教えてやるよ」

向「…は…はぁ……やって…みろ…よ…」


阿部の邪悪な魔力を感じる。人間でも感じられるほど強大な


「こうなったら無理やりにでも…」


落ちている木の枝を指に刺す


「ゔ……やっぱ痛てぇ」


どす黒い血が気味悪いほど流れていく


阿「…これは…黒血か!」

向「……黒血って…」

「康二っ!!」

向「!?…めめ」


康二を掴み飲ませる体制を取った


「俺が力を貸してやるから頑張るんだ、本気を出せ康二っ!!」

―――――
向井side


「!?…めめ」

目「俺が力を貸してやるから頑張るんだ、本気を出せ康二っ!!」


めめが怪我したところを俺の口に当ててくる


「そんな……やめてや、めめ」


血を吸いたくない、だけど自分の意思とは違う吸血鬼的な本能が湧いてくる


目「……我慢しなくてもいいんだから」

「…はぁ………はぁ………」


視界が真っ赤に染まり、牙も伸びる。めめの血に誘惑されている証拠だ


「…もう……どうなっても知らへんからな」


めめの指を舐める、零れ出る黒血を一滴たりとも無駄にすることなく


「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"………」

目「康二!?意識あるか??大丈夫か?」


さっきとは違う力が体に流れてくる


阿「康二…黒血飲んだんだ。まぁ人間だったやつが俺にかなうわけないよね笑」


阿部に首元を締め付けられる


目「……!?やめろっ!!」

阿「所詮この程度の能力しか上げれないのかっ!笑」

「…………」

目「死ぬな!!康二」

「さっきはよくもやってくれたな…」


腕をつかみ返し手首をひねる


阿「…はっ…?…まぁ少しはやれるようになってんじゃん」


焦った様子の阿部ちゃんは一旦距離を取る


「今の俺は…お前に勝てる…っ!!」

―――――
阿部side


明らかに康二の様子がおかしかった


「…なるほどな、黒血を摂取するとこうなるのか」


今まで見たことの無い目つき。それはこちらを軽蔑する獣のような


向「今の俺は…お前に勝てる…っ!!」

「ちっ……たかが黒血を摂取しただけで先生に歯向かうんじゃねぇ」


こりゃ…こちらも本気で行かないとやばそうだ


「狂った刃よ牙を向け、乱れ打ちキリング・リーフカッター」


これで体を切り刻む、粉々になるまで


向「我が身の一部を授ける。奴の攻撃を交し行く手を巾め。ビースト・コープス」

形勢逆転→←飲みたくない



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作者名:雨乃ふあ | 作成日時:2020年8月13日 3時

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