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[探し方2] ページ38

渡「自分はまだ生きてるって思い込んで病院の中をフラフラしているんじゃないのかな」

「フラフラと…ね」

渡「それにまだ若いんだろ?そいつ」

向「そうやね…ラウはまだ中学3年生」

渡「やっぱりな…子供は特にそうなんだよ」

「あぁ!肝試しで廃学校に行ったら子供の幽霊が多いのはそういうこと?」

渡「うん、お前の例え難しくて何言ってんのかわけわかんねぇけど多分そんな感じ」


えぇ…なんだよそれ笑


渡「単純かもしれないけどその病院を探してみるのも一つの手なんじゃないのかな?」

「まぁ、可能性としてありそうだね」

目「わかりました。母にどこの病院だったか聞いてみます」

「うん、お願い」


なんとか先に進めそうだ


佐「凄いね、翔太!!」

渡「当たり前だろ?俺はAの一番助手だから」

佐「そうなの!?」

「知らん知らん笑、そんなこと言ってないから」

渡「お前っ!!」


すぐ調子に乗るのが彼の悪い癖なんだろうな


目「Aさん、名前わかりましたよ」

「なんて名前?」

目「あそこです、中央駅の近くにある深雪総合病院(みゆきそうごうびょういん)ってところで」

「あぁ…わかった市で有名な大型病院か」

目「どうします、もう今から向かいますか?」

「早い方がいいのかな…翔太くんどうなの?」

渡「早い方がいい、浮遊霊ならどこに逃げるか分からないし」

「わかった」

宮「幽霊探しするの?」


阿部くんと二人で一息ついていた宮舘さんが話しかけてきた


「そうそう、ちょっと病院までね」

宮「だったら気をつけた方がいいよ、病院は何に憑かれるかわかんないから」

「…えっ!?やばいの?」

宮「いつもよりは多いんじゃない?って本に書いてあったから…笑」


舘様がここでオカルトマニアを発揮する


阿「何それ、心霊とか信じるタイプ?」

宮「信じた方が人生楽しいでしょ?」

阿「へぇ、なるほどね」


前までは頑なに心霊を拒否していた阿部さんだったのに

やっぱりこの間の件で信じるようになったのかな…


宮「まぁ、俺が言いたいのはAさんは憑依体質だから悪霊には気をつけてねってこと」

「…そうだね、気をつけるよ…それで今から行く?」

渡「無理じゃね?極力昼間は外を浮遊したくない」

「えぇ…じゃあ私だけ行くか…」

目「待ってください、俺も行きたいです…」

「目黒さん…大丈夫ですか?」

目「わかんないけど…ちゃんと探してあげたいです」

「わかった、一緒に行こっか」

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雨乃ふあ(プロフ) - まいさん» 温かいコメントありがとうございます。作品作りの原動力になっております!!続きを投稿できますよう尽力致しますので何卒これからも楽しんで頂けたら幸いです (2021年11月13日 1時) (レス) id: 37c44dd81e (このIDを非表示/違反報告)
まい - とても素敵な作品です!大好きです(T . T)更新頑張ってください!!続き待っています^ ^ (2021年11月12日 18時) (レス) id: 2b2b414968 (このIDを非表示/違反報告)
雨乃ふあ(プロフ) - さやさん» コメントありがとうございます。読んでくださってとても感謝します。これからも楽しんで頂けるように投稿致しますので、この作品をよろしくお願いします。 (2020年9月23日 21時) (レス) id: bc9832efa4 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 素敵です。読んでいて泣いてしまいました。無理せずに更新がありましたら楽しみにしております (2020年9月23日 12時) (レス) id: baa2527675 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨乃ふあ | 作成日時:2020年6月10日 2時

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