twenty four ページ26
Kishi side
『ご、ごめん。私何言ってるんだろ』
「Aちゃん…」
『き、気にしないで!ほんと…バカみたい…』
バカなんかじゃない。
目が見えない彼女は言葉として聞き取ったことしか知らないから 目で見て空気を読んだり様子を伺ったりなんか彼女には出来ない。
でも彼女は一人の女の子として恋してる
俺と同じように傷付いてる
「別に、バカじゃないよ。そういう風に思ったっていいじゃん。」
『岸くん…』
でも本当に彼女の目が、しっかり機能してしまったら
俺は廉のようなイケメンに勝てる気がしない
彼女の隣にいるのは俺がいい。
俺だけが、彼女の心の中を知っていればいい。
『岸くんありがとう。岸くんってほんとに優しいね。』
笑顔なのに涙を流している彼女
そんな顔にさせたのは俺じゃなくて廉
・
「俺じゃダメなのかよ」
そう言って彼女の手を引いて
彼女を抱きしめた。
俺じゃ、俺なんかじゃ
貴方の心は奪えませんか?
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希(プロフ) - 続き見たいです、お願いします!更新続けてください (2018年1月30日 18時) (レス) id: 4e2b67f2e2 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - 更新、続けて下さい!! (2018年1月22日 15時) (レス) id: 902cfff11d (このIDを非表示/違反報告)
佐藤あかね - お願いします、更新を続けてください!応援しています! (2018年1月20日 16時) (レス) id: d33008032f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫央 | 作成日時:2018年1月16日 16時