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SO-SO side
「語ってもいい？！……って言いたいところだけど、聞いてもらえそうなほどSO-SOくんが元気そうに見えないからやめておくね」
そ『なんでっすか笑Aちゃんが褒めてくれたら元気取り戻すのにな〜』
Aちゃんは俺の本番が終わってすぐ話しかけに来てくれた。実際本番が終わり、疲れが溜まっているのは確かだが、彼女の不思議なパワーでなんか吹っ飛びそうな気がする。
「私の語りを聞いている暇があったら寝て休んで欲しいから言わない！！」
そ『ちぇ〜』
「しっかり自分の体を大切にした後でゆっくりご褒美っていうことで」
ドヤ顔で自分からご褒美って言っちゃうAちゃんかわいいな笑
そんな可愛らしい彼女に顔が赤くなってしまうのを必死に抑える。
「SO-SOくん、なんか顔赤くない？本番後だから一気に疲れが出ちゃったのかな…ちょっと前髪上げて？」
これは…期待していいやつですか。
そんなことを思いながら、Aちゃんの手が触れるのを待つ。さらに体が熱を帯びてしまうのか、それとも彼女の手の冷たさが体温を勝るのかなど、考え出したら止まらなくなっていた。
しかし、俺のおでこに触れたのは彼女のおでこだった。
そ『え？！』
衝撃的な光景に自分でも信じられなくて、彼女から勢いよく離れてしまったが、
「あっSO-SOくん動かないで」
彼女はそう言ってまた俺のおでこと自分のおでこをくっつける。これは流石にやばない？
純粋すぎて心配になる気持ちと、彼女への愛しい感情が入り混じる。目を薄く開いてみると真剣に俺の体温を測ってくれている彼女の顔が見える。
長いまつげ、赤い唇、肌にあるそばかす
何もかも尊くて愛くるしい。
あーーー、かわいい。
俺はこの短いようで長い幸せな時間をしばらく噛み締めていた。
「熱はなさそうだね！」
そ『……Aちゃんって意外と大胆なんだね』
「…え？」
そ『めっちゃびっくりやわ〜笑』
「え、え、ちょっと待って違うからね？！子供の時から周りの人はみんなこうやって体温比べてからこれが普通だと思ってたの！確かによく考えたら近づきすぎたよねごめん！だから誤解しないで」
そ『あははっ焦りすぎでしょ笑』
「...SO-SOくーーーん？？」
そ『うわっ逃げろっ笑笑 』
Aちゃんが離れた後も絶対顔赤かったし、彼氏でもない俺があんなムードのままにするのはHIROさんに本当に申し訳ないから、冗談で逃げました。
それでも彼女との時間はやっぱり宝物になった。
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野田 - さくらもち0401さん» コメントありがとうございます！いつも励みになってあります🥹これからもよろしくお願いいたします！ (5月4日 14時) (
レス) id: e9ef1e7962 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち0401(プロフ) - 久しぶりにコメントしたー！いつも見てます！！！ (5月3日 22時) (レス) @page49 id: 6f2ed1d957 (このIDを非表示/違反報告)
野田 - まみまみさん» ありがとうございます😭嬉しすぎてモチベ爆上がりです…！不定期更新ですがこれからもお読み頂けますと幸いです♡ (5月3日 20時) (レス) id: e9ef1e7962 (このIDを非表示/違反報告)
まみまみ - ビートボクサーの夢小説なかなか見つからなかったので、見つけた時発狂しました！無理なく頑張って下さい🙇♀️ (4月30日 12時) (レス) @page20 id: 570ea4c4c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち0401(プロフ) - 今回もすごく良きでした！ありがとうございます!！！！ (4月3日 0時) (レス) @page34 id: 6f2ed1d957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野田 | 作成日時：2024年2月24日 3時
