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男2人組はなんとか撃退できた。
なかなか勇気を出して英語でこの人は俺の彼女だと伝えたつもりだが、Aは恐怖で会話を聞き取ることができなかったようだ。
「SO-SOくん、ありがとう...！すごく、怖かった...」
今にも恐怖で泣きそうになっている彼女は愛おしいほどに可愛らしかった。
そ『泣きたい時は泣いて甘えていいんすよ』
そう言って俺は手を広げる。HIROさん、すみません。この一瞬だけは許してください。
彼女は少し驚いたような表情をしたが、相当知らない人が怖かったのか“知り合い”の俺の胸に飛び込んでくれた。
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「...SO-SOくん、ありがとう。もう大丈夫だよ」
そ『ん、それならよかったっす』
「それにしてもさっきのSO-SOくん本当にかっこよかった！あの2人になんて言って撃退したの？」
そ『...それはちょっと内緒っすね』
「え、なんで？！教えてくれても良くない？！」
そ『...俺がなんて言っても怒んないって約束してくれるなら教えてもいいっすよ』
「？...うん！わかった！」
絶対この人わかってないな〜と思いながら俺は小指を立てた手を彼女に差し出す。少しだけ、少しだけ彼女にもう一度触れたい。
そ『じゃあ、指切り』
「うん！指切りげんまん嘘ついたら針千本のーます！指切った！」
これなら告白にはならないだろう。さっきの二人組を撃退する時の緊張とはまた違う感覚が走る。
そ『......俺の彼女だから手出すのやめてくださいって言ったんすよ』
そう呟いた俺は勇気を振り絞って彼女の様子を伺うと、暗い中でもわかるくらいに顔を真っ赤にしてこちらをのぞいていた。
だから言いたくなかったのに、だって
彼氏持ちの彼女に期待してしまうから。
きっとあなたは知らない。
動画で見た時、あなたと初めて会った時、実際に会話を交わした時、あなた特有のふわふわした雰囲気や可愛らしさに一瞬にして惹かれてしまったことを。
でもこれは永遠に誰にも伝えないし伝えられない。
誰かに知られてしまったら俺は最低な人になってしまうから。
そ『あのいかつい2人を追い返すにはこれしかないなと思って…』
「…そうだよね！本当に助かりました、改めてありがとう…！何かお礼をしたいんだけどなんでもいいからなんか言って！」
またこの人は…なんでもいいとか言って…危機感なさすぎでしょ。
そ『じゃあ、せっかくポーランドにいるんで、どっか2人で遊びたいっす』
これがHIROさんへの最後の抵抗。
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野田 - さくらもち0401さん» コメントありがとうございます！いつも励みになってあります🥹これからもよろしくお願いいたします！ (5月4日 14時) (
レス) id: e9ef1e7962 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち0401(プロフ) - 久しぶりにコメントしたー！いつも見てます！！！ (5月3日 22時) (レス) @page49 id: 6f2ed1d957 (このIDを非表示/違反報告)
野田 - まみまみさん» ありがとうございます😭嬉しすぎてモチベ爆上がりです…！不定期更新ですがこれからもお読み頂けますと幸いです♡ (5月3日 20時) (レス) id: e9ef1e7962 (このIDを非表示/違反報告)
まみまみ - ビートボクサーの夢小説なかなか見つからなかったので、見つけた時発狂しました！無理なく頑張って下さい🙇♀️ (4月30日 12時) (レス) @page20 id: 570ea4c4c4 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち0401(プロフ) - 今回もすごく良きでした！ありがとうございます!！！！ (4月3日 0時) (レス) @page34 id: 6f2ed1d957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野田 | 作成日時：2024年2月24日 3時
