4 ページ4
目を開くと銀行の外。
浮遊感に未だに慣れない、私は足がもつれそうになるとまた、後ろから手が伸びてきて私の体を支えてくれる。
「大丈夫？」
『くすっ、ありがとうございます。大丈夫よ』
「……っ。なら、よかった。」
私はさっきと全く同じ言葉に笑ってしまうと彼は戸惑ったように私から離れ、急いでさっきの動物をトランクに押し込む。
「こら、そのこそ泥根性を何とかしろ。人のものを取っちゃダメだってば」
『今の動物はなんですか？』
「え……あぁ、さっきのは二フラー。キラキラしたもの目がなくて、僕が目を離すとすぐ居なくなる」
『くすっ。何だか、可愛い…』
「……え？」
『だって、そうじゃなですか。あなたが怒るってわかって、やっるとしたら、あなたに構って欲しいってことですよね？あなたの事がとても好きなんですね』
そう言うと彼は嬉しいのか自分の手で口を押される。
とても表情が正直でなんだかとても……
『素敵……』
「え……？」
『あ、いや。なんでも…』
私は自分が心の声を口に出していた事に気づき、焦っているとコワルスキーさんが唸り声を上げてる。
「あれはいったい何だったんだ！？」
「あーぁ…、巻き込んですいません。けど、あなた達はいろいろ見すぎた。そこに立って、すぐ済みますから」
彼は何か探そうと私達に背を向けるとコワルスキーさんは自分のトランクを持つとトランクで彼を殴った。
彼は怯み倒れるとコワルスキーさんはごめんよと言い、私の手を掴むと走り出した。
『コ、コワルスキーさん！？』
手を引かれながら、彼が心配になり後ろを向くと立ち上がった姿を目にし、私達は人混みに消えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 252人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2020年11月25日 13時) (
レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます！リクエストいいですか？ニュートの学生時代のお話読みたいです！ (2019年1月11日 18時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 始まして！コメントありがとうございます。そう言っていただけて、嬉しいです。ニュートカッコイイです！今度、短編も書こうと思うので読み＆リクエストがありましたらお待ちしてます。 (2019年1月10日 11時) (レス) id: ecdf1570b5 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！小説凄く大好きです！ニュート大好き格好いいですよね！更新いつも楽しみにしてます！体調には気を付けて下さい！！ (2019年1月9日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆか | 作成日時：2019年1月6日 1時
