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外に出てみるとそこは格納庫のような場所で一角一角に魔法動物が保護されていてその動物にあった背景が魔法で作り出されていた。
その光景に私は圧倒されていて、驚きを隠せなかった。
ニュートは一番手前の一角にいて、そこはアリゾナの砂漠の一部になっていた。
空から雨が降っていて、ニュートは杖で傘を作り、雨をしのいでいた。
「おいで……降りといで…」
大きな鳥が降りてくると雨が止み、晴れ間が指す。
ニュートは愛情込めて彼を撫でる。
「それにしても助かったよ。お前が逃げてたらとんでもない事になってた。アメリカに来たのはこいつの為なんだ。ふるさとに帰す為」
私は彼と目が合うと一歩一歩近づき、手を伸ばす。
「あ、近づかないで。フランク人見知り……え？」
ニュートはフランクは暴れるの心配し、止めようとするが暴れるどころか、それに答えるように私に近づいてきて、頭を撫でさせてくれた。
『ふふふ。可愛い』
「フランクが僕以外に自ら、行って撫でさせるなんて」
「そんなに珍しいのか？」
「さっきも言ったけど、フランクは人見知りなんだ。だから、知らない人が近づくと興奮して威嚇する事もある。なのに、彼女にはそれがないんだ」
ニュートは嬉しそうに笑みを浮かべ、確信した様子で私とフランクに歩み寄ってきた。
「やっぱり、二フラーの時から思ってたけど、ゆかは魔法動物に好かれやすい体質らしい」
『好かれやすい体質？そんなのあるの？』
「うん。魔法動物って言うのは人一倍警戒心が強い生き物でそうそう、懐かないんだ」
『そうなんだ……。何だか、嬉しい』
「きっと、動物達もゆかの優しさがわかるんだよ」
『ニュート……』
ニュートは私が見つめると視線を反らし、ポケットから虫を出すと空に投げた。
フランクは投げた虫を追いかけ空高く舞い上がっると翼の間から太陽の光が溢れ、キラキラ光って綺麗だった。
しばらく、その光景を眺めるとニュートはまた、違う場所に向かって、吠え始める。
肉の入ったバケツを持つとコワルスキーさんの前を素通りする。
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花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2020年11月25日 13時) (
レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます！リクエストいいですか？ニュートの学生時代のお話読みたいです！ (2019年1月11日 18時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 始まして！コメントありがとうございます。そう言っていただけて、嬉しいです。ニュートカッコイイです！今度、短編も書こうと思うので読み＆リクエストがありましたらお待ちしてます。 (2019年1月10日 11時) (レス) id: ecdf1570b5 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！小説凄く大好きです！ニュート大好き格好いいですよね！更新いつも楽しみにしてます！体調には気を付けて下さい！！ (2019年1月9日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆか | 作成日時：2019年1月6日 1時
