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コワルスキーさんが自分の心が読めると聞くと戸惑い焦り始めた。
「気にしないで。男の人は私の事を見るとみんなそう思うの」
『(男の人はみんなってことはスキャマンダーさんもそう思ったのかな……っ！)』
私はクイニーさんの言葉にふっと心の声で話してしまった事に気づき、顔を上げると私を見てクイニーさんがニヤとしていた。
「そんな事を思うなんて、ゆか、あなたって可愛いはね」
『いや……あの！』
「でも、安心して。少しもそんな風には見ても思ってもないわ」
動揺していると不審に思ったのか、スキャマンダーさんは窓の傍から私を見ていた。
「そんなに慌てて、何を思ったの？」
『あ、いや…なんでも』
「ふふふ。さぁ、何か食べなきゃ！まってて」
クイニーさんはキッチンに行き、杖を一振りすると棚から食器を華麗に扱い、食事の準備は進んでいく。
「また、ホットドッグ？」
「心を読まないで」
「あまり、健康的じゃないわね」
ティナも手伝い始め、テーブルの上は豪華な食事が並んでいた。
コワルスキーさんは匂いに誘われ、テーブルに近づく。
私もコワルスキーさんのパンを食べそびれ、お昼頃から何も食べていなかった為、お腹がペコペコだった。
スキャマンダーさんはと言うとドアの取っ手に手をかけて、外に出ようとしていた。
「ねぇ、スキャマンダーさん。パイがいい？それともシュトルーデル？」
全員がスキャマンダーさんを見るとバツが悪くなったのか取っ手から手を離す。
「あ……いいえ、僕はどっちでも」
ティナはスキャマンダーさんを睨むと目線を逸らした。
「あなたは、シュトルーデル？じゃぁ、シュトルーデル」
コワルスキーさんに聞くとナプキンをシャツに挟み、嬉しそうにうずいたいた。
クイニーさんが杖を一振りすると干しぶどうにりんごが空中でパイ生地に包み込まれ、見る見るうちにシュトルーデルが出来上がるとコワルスキーさんの前に置かれると深く息を吸い込む。
「ほら、ゆかも座って」
『ありがとう。』
私はロウソクに火をつけてるティナに言われ、コワルスキーさんの隣に座る。
「ほら、スキャマンダーさんも座って。毒は入ってないは」
ティナはスキャマンダーさんに冗談ぽく言うとコワルスキーさんが視線で来るように睨みつける。
仕方なく、スキャマンダーさんは私の近くの席につく。
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花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2020年11月25日 13時) (
レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ありがとうございます！リクエストいいですか？ニュートの学生時代のお話読みたいです！ (2019年1月11日 18時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 始まして！コメントありがとうございます。そう言っていただけて、嬉しいです。ニュートカッコイイです！今度、短編も書こうと思うので読み＆リクエストがありましたらお待ちしてます。 (2019年1月10日 11時) (レス) id: ecdf1570b5 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！小説凄く大好きです！ニュート大好き格好いいですよね！更新いつも楽しみにしてます！体調には気を付けて下さい！！ (2019年1月9日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆか | 作成日時：2019年1月6日 1時
