The person I was looking for (ページ26)

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末「はーあー」

誠也くんが分かりやすく俺の横でため息をつく

リ「教室でもここでもため息つくんやめてくれん？」

末「やって、康二さんとは今日で最後やん..」

正「せやな〜」

俺もけっきょくは話せへんかったし

そもそも兄のこと知らんかったっぽいし...

いつになったら

兄を救ってくれたヤンキーに会えるんやろか

.

そんなこんなで時は過ぎ

俺らも高校3年になった

リ「正門って進学するん？？」

正「進学な〜..なんも考えてなかったわ〜」

末「リチャさ、なんでその質問は俺にはせーへんの？」

リチャくんと進路の話をしてたら

誠也くんが不服そうにしている

リ「え、聞いたところでエイト組に入るんやろ。スカウトされとったし」

正「うぇ！！そうなん！？」

俺は驚いて誠也くんを見る

末「正門、顔(笑)。せやけど、リチャも正門も入ってもらうで！！」

リ「はぁ！？嫌や！！もう就職先が暴力団って..おかんになんて言えば..」

末「ええやん！！リチャのおかんもおとんも許してくれたで！“うちのリチャを頼んだ”って」

リ「お前、いつの間に！！」

末「リチャがただごねる前に言っとかな〜って」

リ「それ最初に本人にいうべきやで！誰か両親に先にいうねん！！ってか、おかんもおかんや！！」

リチャくんは一人でプンスカしている

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１ヶ月以上、更新をせずすみません。

それでも読んでくださりありがとうございます。

これからは更新頻度は少しずつ上げていこうと思いますのでよろしくお願いします。