The person I was looking for (ページ11)

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末「お前みたいなやつを相手してるほど暇やないねん」

末澤くんは掴まれていた手を離し

末「正門、行こ」

その先輩の横を素通りする

「..こいつの兄はな、今も目が覚まさへんねんぞ？ほぼ死んでるやん。そんな兄必要ねえだろ」

先輩の最後の一言が俺の心にすごく突き刺さった

そんなことない

俺の唯一の兄なんや

正「..そんな..」

末「そんなわけないやん」

俺が言おうとしてたことを末澤くんがまた言ってくれた

末「さっきから黙って聞いてたらなんや？俺の友達をバカにすんな！！」

末澤くんが思いっきり先輩を殴った

リ「すえ、こいつらも馬鹿にしてたで」

リチャくんは同じクラスの人らを指差す

「いや、ぼ、僕らは..」

「正門くんと仲良くなりたくて...」

末「仲良くないたいやつが人のこと悪くいわへんで。覚悟しとけよ」

末澤くんがその人らをボコボコにしてた

担「末澤！？」

5分後ぐらいに担任の先生が止めに入ってきた

担「何してんねん！」

末「何って、これ。俺の友達をバカにしたから仕返ししたった」

担「したったって...」

末「な、お前らバカにしてたもんな〜」

倒れてる人らの首根っこを捕まえる