粉砂糖 ページ11
「焼けた!ギョンス焼けたよ!」
DO「いちいち叫ぶな。それ少し冷ましてからスライスして、中に色々挟もう」
ホンビン君の誕生日当日、ギョンスの家は大騒ぎだった
JM「いやー長い道のりだったね」
KE「これでホンビンを病院送りにしないといいけど」
「……」←前科があるので何も言えない
何とかスポンジを焼き上げ、デコレーションに入る
「ねえ、そういえば何で今日ジェファンとジョンミンも来てるの?計画では私だけよ」
KE「ほらー仮にも彼氏持ちの姫を男の家に一人で上がらせたらホンビンに殺されちゃう」
JM「ギョンスも変な気起こしたらすぐにばれるぞ。僕たち嗅覚鋭いんだから」
ジョンミンは含みのある言い方でギョンスに笑いかける
DO「……ふん、どうだか」
JM「お前……」
DO「作業の邪魔だよ。リビング行ってて」
二人の妙な睨み合いに首を傾げると、ジェファンは耳元で「油断しちゃ駄目だよ」と囁いて、ジョンミンをつれて台所を出て行った
二人の言う「ギョンスは怪しい」が私には理解できない
「出来た!ありがとうギョンス〜!」
DO「僕に抱き付かないで。よかったよ、君の丸焼きをホンビン君に食わすことにならなくて」
「ギョンスのおかげだよ。無事に完成してよかった」
DO「後は粉砂糖降るだけ。僕がやっとくから着替えておいで。小麦粉やら何やらで酷い事になってる」
「ママがくれたドレス着るのよ〜。奥の部屋借りるね」
DO「……精一杯おめかししておいで」
奥の寝室で着替え、支度を整えたところでリビングから怒号が聞こえた。びっくりして固まっているとジェファンが飛び込んで来た
KE「姫、ここから出るよ」
「え?え??」
リビングではジョンミンがギョンスを床に押さえつけている
「なっ……何事!?」
JM「いいから早くここを出ろ!やっぱりこいつろくでもねぇ!」
「意味わかんない!説明してよ!」
KE「とんだ“粉砂糖”もあったもんだ。こいつが振ってたのはこれだよ」
見せられた小袋を見て凍りついた
JM「不眠症の人がよくお茶とかに溶かして飲む睡眠薬だ。これをパーティで集まった皆に食わせて何する気だったんだ?」
DO「は、離せ!」
JM「ジェファン、姫連れて逃げて。この事ヒョンソン達にも伝えて」
KE「お前は?」
JM「大丈夫だから早く!」
ジェファンに手を引かれ玄関に向かう……と、
JM「ア゛アァッ!」
どさり
何かが落ちる音がした
「……ジョンミン!!」
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あーちゃん(プロフ) - すごく面白かったです!!!!!! (2015年12月21日 0時) (レス) id: 1bdac8590f (このIDを非表示/違反報告)
Ravix(プロフ) - お疲れ様です、オンニ!新作ももちろん見ちゃいますよ☆ (2014年11月11日 17時) (レス) id: 3cfee39154 (このIDを非表示/違反報告)
ミナム - オンニお疲れ~~レオニムの小説も見るよ♪ (2014年11月11日 17時) (レス) id: e02d8ced88 (このIDを非表示/違反報告)
くたろまりあん - りふぁんさん» さすがに最終回せんいるで病みはないよねということでwww私もジョンミンちゃんとは14cmくらいしか差ないです☆ちっちゃくない、まわりがでかいだけwwwこれからレオニム夢書きます、お楽しみに!! (2014年11月10日 17時) (レス) id: 7ef6194174 (このIDを非表示/違反報告)
りふぁん(プロフ) - くたろまりあんさん» センイルがハッピーエンドでよかったw男同士で20僂録匹いwwあ、因に私ぎょんすと20僂盧垢覆い任后次は誰が出るのかな〜! (2014年11月10日 16時) (レス) id: 3fdbfadc72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くたろまりあん | 作成日時:2014年9月7日 13時