： ページ25
･
「や、なの……ひとりは、こわい、ょ」
JM「Aのことは、絶対ひとりにしないよ。
また、誰かが少しだけお休みすることがあっても、誰かが絶対にいる。ね？信じて」
「わたし、おばあちゃんになっても、みんなといっしょ、いっしょじゃなきゃやだ、」
JM「僕も、おじいちゃんになっても、踊れなくなっても、ドリームのみんなで一緒にいたい」
「、わたし、いいこにするから、ずっとまってるから、……みんなのこと、すっごくあいしてるの、」
JM「うん、Aのその気持ちはちゃんと伝わってるよ」
「うぅ〜っ、」
抱きしめる力をすこし強くして背中をそっとさすってあげれば、段々眠気が襲ってきたのか泣き声も小さくなって、小さい寝息も聞こえてきてほっとした。
JN「っA、いた、よかった……」
JM「そうだよね、僕のとこ来るってことはジェノの日だよね。どっか行ってたの？」
JN「急に目が覚めてお腹すいちゃって、眠れなくなったからコンビニに行ってきた、そしたらAがベッドにいなくてめちゃくちゃ焦って、」
JM「そっか、……僕らがいなくなる夢を見たんだって。」
JN「、最近多いね」
JM「完全体に戻ったから余計に不安なんだと思う。またそうなる日が来たらって、」
JN「そう、だよね……」
JM「1人になることはないと思うけど、…僕らがもし戻ってこなかったらって、考えちゃうのかな」
JN「Aはずっと、僕らを待ってなくちゃいけないんだもんね、……」
マクヒョンが卒業するって、正式に決まってからAはあまりご飯が喉を通らなくなった
僕らはもちろん、シズニも心配してなんとか食べるようにさせたけど、
僕ら4人が卒業、ってなった時もチソンと2人でこっそり泣いてたり、チョンロに慰められてるところだって何回も見た。
でも僕らも声をかけられる立場じゃなかったから見なかったフリしか出来なくて。しばらくの間Aはずっと僕らと口を聞いてくれなかった。
もうあんなAは見たくないのに、
また僕らのせいで泣かせるなんて嫌なのに、
JN「こればっかりは、僕らにもどうにも出来ないから、」
JM「なにか、形で表せられたらいいのにね。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 941人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺご
| 作成日時：2021年4月17日 23時
