３１ ページ11
.
リハーサルを終えて楽屋に戻ってくると、なんだか楽しそうな声が聞こえてきた
「オンニっ！すっごく可愛いです！」
mk「当たり前でしょ？Aが可愛いんだから！」
「わーっ、髪の毛ふわふわ！」
ドアを開けて中を覗いてみれば、Aとメイクヌナが手を握りあって飛び跳ねている
そんなAの姿は、緩くウェーブがかかった髪の毛に、きらきらしている瞼、そんでもっていい具合に赤みを帯びた唇
……いや、可愛いけど。何してんの？
JK「誰です？余計なことしたの。」
TH「余計ってなに？！Aがやりたいっていうから！」
JK「これ以上可愛くなって、何させるつもりですか？」
TH「やりたいことやらせないなんて、ひどいじゃん！」
SJ「ほら、Aも凄い喜んでるから。ね？」
JK「そうですけど……」
だって、可愛すぎるじゃん。
あのまま本番、舞台袖に置いていくの？
そんなの変な虫が寄り付くに決まってる。
……あ、そうか。
JK「A、可愛くしてもらったの？すごく似合ってる。」
「ひひっ、オンニが天才なんです！」
mk「あー可愛い。うちで育てていい？」
JK「冗談でも許せません。」
mk「……A。こんなオッパやめときなさい。」
「？」
俺とメイクヌナの間でバチバチと見えない火花が散っている
……って、こら。そうやってキョロキョロしないの。変なところに連れていかれたらどうするの。全く。
JK「オッパがジュース買ってあげるから一緒においで？」
「わたし、お水持ってきてますよ？」
JK「いーの。ここはね、美味しいジュースがたくさんあるから。」
「そうなんです？飲んでみたい！」
JK「ん。じゃあ手繋いで、行こっか？」
「はいっ！」
ヒョンたちの呆れた視線を無視して楽屋を出ると、男も女も、性別構わずみんながじっと俺たちを見つめてる
もはや、見せつけてやればいいんだよ。
Aは僕らの女の子だぞ、って。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 539人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジュヒョン(プロフ) - 凄く続きが気になります！！また更新待ってます！お話を作るの大変かもしれませんが頑張ってください！応援してます！ (2020年8月29日 21時) (
レス) id: eb4895e31c (このIDを非表示/違反報告)
ジュヒョン(プロフ) - この作品大好きです！なのでこのまま描き続けて欲しいので、リクエスト失礼します！NCTのファンなんですけどNCT出てきて嬉しかったです！もっとどんどんNCT出して欲しいです！後NCTもBTSみたいな関係になって欲しいですエロい系の関係で笑よろしくお願いします！ (2020年8月28日 1時) (レス) id: eb4895e31c (このIDを非表示/違反報告)
mao782(プロフ) - とても面白いので続きを待っています！！ (2020年8月27日 1時) (レス) id: 5169baf8b6 (このIDを非表示/違反報告)
チキン神様(プロフ) - 最高すぎます！こういう小説好きなんです！読むだけで頬が緩みます(￣∇￣) (2020年8月22日 22時) (レス) id: a44e6bddf2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぺご
| 作成日時：2020年8月21日 22時
