melty (ページ29)

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4人でのコメントを撮り終えて、それぞれわかれて各部屋にカメラマンさんと一緒に向かう

チェアは最後までわたしの腕を引っぱってた。
赤ちゃんみたいでかわいいなぁ…

〈じゃあもう中で待ってるので早速入りましょう〉

「はいっ。……失礼します、」

ドアをノックして声をかけてからゆっくり開ける

TY「ハナヤ、待ってたよ。」

「こ、こんにちは、」

5人もいるんだ……
あ、この前の子もいる、

TY「まずは…自己紹介からしようか？お互い知ってると思うけど(笑)」

「はい、」

TY「じゃあこっちから行くね。
僕はNCTのリーダー、テヨンです。95年生だよ」

MK「マークです、はじめまして！99年生です、」

LC「ルーカスです！マークと同じで、99年生です！よろしくお願いします！」

JN「ジェノです。00年生です、」

JM「同じく00年生のジェミンです」

「…APHRODITEのハナです、98年生です
よろしくお願いします、」

TY「うんっ、よろしく！」

撮影だから余計に緊張しちゃって、なかなか上手く喋れないわたしをさりげなくフォローしてくれるみんな

本当に、はやく慣れなくちゃ……

TY「僕らは一応ラップラインとして集められたんだけど、ハナはラップどう？」

「いちばん苦手です、」

LC「1回聴いてみたいです！」

TY「そうだね、練習生の時にやってたやつとかある？」

「あります、たぶん音源も……あった」

練習生のとき、先輩グループのいちばん簡単って言われてるラップの部分を何度も練習したけど、トレーナーの先生にも諦められちゃうほどだったから、たぶんみんなをガッカリさせちゃうな、

5人の視線とカメラを感じながら、とにかく一生懸命やってみる

ラップパートが終わって、みんなの方に視線を戻せばぽかんとしてて

TY「ハナが真面目なのは知ってるから、ちゃんとわかってるよ」

MK「大丈夫ですよ、それもハナさんの魅力です、！」

「す、すみません……本当にラップだけはできなくて、」

JM「ギャップ萌えです。むしろ好感度アップです。」

「それは絶対にウソ、」