melty (ページ16)

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次の日、事務所に行くと、いろんな人にジロジロ見られてるのだけはわかった

だから余計に居心地が悪くて、

「テヨンオッパ、いたっ、！」

TY「お。噂のAだ」

「ハナ、だよ」

TY「うんうん、ハナね。」

「……うわさって、なに？」

TY「昨日のどんちゃん騒ぎ、話題になってるから」

「あぁ、わたしの大失態、」

TY「チェアの赤ちゃんでしょ？」

「え？」

TY「Twitterに載ってたよ。
消されてないしもう事務所も諦めたんじゃない？」

「待って、なにそれ、」

TY「見てないの？」

ほら、ってオッパに見せられた画面を見れば、泣きつくわたしを嬉しそうに抱きしめてるチェア

“いっぱい隠すのがんばってたのにね。かわいい。ウリエギ。”

「……チェアヤ、！！！」

TY「でもよかったじゃん。本当のAはこっちでしょ？」

「そ、そうだけど、！」

TY「お？また泣いちゃいそうなの？」

「っ、オッパ、いじわるだ…」

TY「ははっ(笑)本当に可愛いなぁ。おいで？」

手を広げてくれたオッパの胸におもいっきり飛びつくと優しく背中をとんとんしてくれる

TY「泣き虫Aちゃん」

「うぅ、」

自分がどうして泣いてるのかももはやよくわからないけど、オッパにこうやって抱きしめてもらうと安心するからすき

DY「……ちょっと、なにしてんの」

TY「ドヨンア…ノックくらいしなよ」

DY「衝撃的なものが見えたから」

「っ、」

TY「ふふ(笑)まだお前のこと怖いってさ」

DY「なんなの、……付き合ってるの？」

TY「違うよ。可愛い妹。ね？」

「うん、」

DY「だとしてもここでそういうのは、やめなよ。」

「ごめ、なさい……」

TY「Aは悪くないじゃん、オッパが意地悪したから泣いちゃったんだもんね？」

「、」

DY「……今のは本当に、鳥肌立った」

やっぱり、ドヨン先輩怖い、